Books

改訂増補 バテレン追放令 16世紀の日欧対決 ちくま学芸文庫

安野眞幸

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480512123
ISBN 10 : 4480512128
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西欧のキリスト教宣教師たちは、日本史上にいかなる反作用を生み出したか。教会領長崎での事件と秀吉による「バテレン追放令」から明らかにする。

【著者紹介】
安野眞幸 : 1940年神奈川県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院博士課程単位取得満期退学。弘前大学名誉教授。専門は対外交渉史、法制史、都市と市場の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 浅香山三郎

    この著者の『下人論』や『港市論』を昔読んだ記憶があつた。全く内容は忘れてしまつたが、余り日本中世史の主流の論文のスタイルではないといふ印象は、本書にも感じた。良くも悪くも我が道を行くスタイルである。良いところは、日本中世史が、発展段階論やアジア的生産様式論の延長で各論を組み立てたのに対し、著者はそれらから自由だといふことである。書かれた時期がさういふ時代ではなかつたからだとも言へるが、史料をその書き手であるイエズス会の論理から再検討するなど、その分類手法の成否はともかく、世界史との親和性が高い仕事である。

  • 冬至楼均

    旧版と比較しながら読了。旧版の表題部分が書きおろし差し替えとなっている点に研究の進歩が感じられる。全体の論旨は変わっていないと思う。

  • Fumoh

    かつて秀吉が出したバテレン追放令について考察している。長崎に居ついたポルトガル人およびイエズス会宣教師。秀吉がなぜバテレンを追放したのかは、いくつもの理由が考えられるが、決め手となったことはいまいち定かではない。宗教観、文化、経済、軍事的側面から紐解いていくという論考だが、著者の論はストレートにまとまっておらず、かなり分かりにくい。また文献をいかように読むかといった、文献分析に関する話がかなり長く、その歴史文化的評価の方まで話が回らない。結局なにを言いたかったのか、わからない本になっている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items