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「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか? 世界を魅了する 意味 の戦略的デザイン

安西洋之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794971722
ISBN 10 : 4794971729
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メイド・イン・ジャパン復活のヒントは国を介さず、世界を突破するイタリアの中小企業にあった!衣食住のプロダクトデザインから、コミュニティや教育のソーシャルデザインまで「美しさ」「美味しさ」「手触り」で世界を魅了するイタリア流デザイン経営の知られざる思想を深堀する!

目次 : 序章 意味を問う「メイド・イン・イタリー」(世界のトップブランドとしての「メイド・イン・イタリー」/ 自律分散型の「メイド・イン・イタリー」 ほか)/ 第1部 「メイド・イン・イタリー」を再定義する(「意味のイノベーション」という戦略的デザイン/ 「アルティジャナーレ」が語ること ほか)/ 第2部 衣食住にみる「メイド・イン・イタリー」(イタリアファッション産業の底力―紳士服とテキスタイル/ 食のグローバルとローカル―プロセッコとスローフード ほか)/ 第3部 「メイド・イン・イタリー」のこれから(スタートアップ企業は何を考えるか?―「テクノロジー」から「意味」へのシフト/ アルティジャーノ2.0―デジタルとモノのあいだで ほか)/ 終章 日本のビジネスパーソンが「メイド・イン・イタリー」から学べること(中規模量産へのアプローチ/ あえて「余白」を残すこと ほか)

【著者紹介】
安西洋之 : モバイルクルーズ株式会社代表取締役。De‐Tales Ltd.ディレクター。日本の自動車メーカーで欧州自動車メーカーへのエンジンなどのOEM供給ビジネスを担当後、独立。1990年よりミラノと東京を拠点としたビジネスプランナーとして欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

    ▼著者は日本企業で欧州企業とのビジネスを担当、その後独立。日伊を拠点にしてビジネスプランナーとして活躍している人だ。▼イタリア製品のデザイン思想や、企業の思想や規模などについて論じる。また日本のそれとの違いについて解説する。▼日本の企業はデザインを「良い悪い」で判断するが、イタリアの企業ではまず「好き嫌い」で判断するという。また、過去のプロダクトについてのアーカイブを充実させていることが教えられる。▼その他、日伊の企業・産業の文化の差異が例示されているが、イタリアから学ぶことが多いということを感じた。

  • 帯長襷

    技術のイノベーションだけが価値ではない。大企業だけが強いのではなく、中小の方が時代に流されにくい面もある。ビジネスを考える上でも、多様性を考える上でも、気づきを得ることがあった

  • 乱読家 護る会支持!

    ●自動機械、ファッション、インテリア、食品が主流産業 ●ローマの中央政府主導ではない ●大企業に振り回されない中小企業 ●テクノロジー主導のビジネスではないなど、、 イタリアは、中世以降は東からきたゲルマン人国家の合理的思考に基づく戦略により、今ではヨーロッパの小国となっている。 ゲルマン人が得意とする技術力と大量生産、金融力を使った企業経営と違って、イタリア人はテクノロジーやお金がいらない知恵による付加価値創造を企業経営として選択ぜざるを得なかったという見方もできる。

  • すし

    イタリアの中小企業が世界で活躍しているその理由、土壌、システムなどについて学ぶことができました。

  • doji

    日本の中小企業をデザイン経営のもとで再生させようといった経産省による働きかけの中で、IDEO文脈の米国的なデザイン思考ではなく、ベルガンティがとなえる「意味のイノベーション」をキーワードに、イタリアの中小企業の成功例が紹介されていく。クラフトマンシップはもちろんだけれど、経営者の熱量や人格というものこそがなによりも経営資源となることが強調されていてほんとうにいいなと思うんだけれど、日本のおじさん化した精神性からはかけ離れてしまっていて、たぶんこれをじぶんごと化できる経営者は日本に少ないんだろうなと思った。

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