Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• きょん

  読了日：2022/04/12

  自立したセクサロイド×家電量販店店員。自我を持ち始めたヒューマノイドが廃棄されてしまった時代に、ひそかに生き延びているセクサロイド達のドラマが読み応えあり。アンダーグラウンドに自分を売る決断をする本田の決意も悲しいけど、金の受取人を鈴木にするのは危険すぎるんじゃないかとハラハラした。自助組織に協力している人間の誰かじゃダメだったのかなあ？何はともあれみな無事で良かった。鈴木とスリープに入った高橋のセクサロイドCPも出来たら幸せにしてあげて欲しい。

• おまめ

  読了日：2022/02/11

  セクサロイドと人間の恋の話。前半少し説明的な流れでなかなか乗りきれずだったけど中盤から一気に加速して、その設定が活かされていく感じが良かった。メイン二人ももちろんいいけど、鈴木とおもちがいい味出してる。あたたかいお話でした。

• へへろ〜本舗

  読了日：2021/12/14

  自我を得て自立したセクサロイドと人間の恋、切ない、良かった。鈴木と高橋の話もスピンオフで読みたいな。

• beniko

  読了日：2025/10/26

  セクサロイドの本田×晴。アンドロイドより更に進化したセクサロイドが生みだされ、人に擬態して社会に紛れられるほどになった世界。自我が生まれ、不可能とされてきた恋愛感情までも持つようになったセクサロイド。性格も人格も感情もあるセクサロイドは体が生身ではないというだけでほぼ人。晴と出会い、惹かれ合い、恋人になり幸せなのに、実は人間ではないということは秘密のままで、さらに晴が不治の病にかかってしまう。読み進めるのが辛くて中断したほどでしたが、さすが安西作品。ラストは都合良すぎるほどのハッピーエンド。よかったです。

• 史

  読了日：2024/01/23

  作者読み。人造人間セクサロイドと人間の本気の恋。しかしセクサロイドは真実を語れない。だから一度は諦めてしまった。そして人間もまた、知らずに枷をはめ込ませて罪悪感に囚われていた。いざ真実を知ってももうその愛は届かない。っと、ここで終われば悲劇悲恋。それでも諦めなかった。諦めなかったから、人間たちもまた、そんな思いに応えたのだ。いやはや、この先生の2021年作品は変化球が多かったわけですが、最後の一冊は黄金パターンを混じらせるとは。たまらなくいいですね。好きですねえ。

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