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ファンタジーと英国文化 児童文学王国の名作をたどる

安藤聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779125928
ISBN 10 : 4779125928
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
安藤聡 ,  

Content Description

なぜ英国はファンタジー王国なのか。英国の文化的、風土的背景から名作をたどる。『チャーリーとチョコレート工場』『思い出のマーニー』から『ハウルの動く城』『ハリー・ポッター』まで。そして『アリス』『ホビット』『ナルニア』『ピーター・パン』『パディントン』もみんな英国生まれ!

目次 : なぜ英国はファンタジー王国なのか/ 1(ロアルド・ダール『チャーリーとチョコレート工場』―「賢明な受動性」と想像力/ ジョウン・G.ロビンソン『思い出のマーニー』―過去との邂逅あるいは和解/ ペネロピー・ライヴリー『ノラム・ガーデンズの屋敷』―過去の総和としての現在 ほか)/ 2(ジェイン・オースティンと児童文学―『ハリー・ポッター』と『ナルニア』にオースティンが与えた影響/ J.R.R.トルキーン『ホビット』―古いものと日常の美、あるいは「イングランド的なるもの」/ 『不思議の国のアリス』と『千と千尋の神隠し』―通過儀礼としての死と再生 ほか)/ 3(オクスフォード―ファンタジーの都/ ロアルド・ダール文学紀行/ 『ピーター・パン』の背景 ほか)

【著者紹介】
安藤聡 : 大妻女子大学比較文化学部教授。1964年東京都出身。明治学院大学文学部英文学科、同大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程満期退学。2010年に筑波大学大学院現代語現代文化研究科にて博士(文学)の学位を取得(論文博士)。愛知大学教授を経て2009年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スプリント

    ファンタジー文学が数多く生まれたイギリスの文化と文学の関係について解説した本です。 取り上げられている作品は読んでいた方がより深く理解できます。

  • にゃるねんnnn

    子供の頃は読書習慣が皆無だった為か、驚くほどファンタジー読んだ事ないな…、と本書を読んで痛感。いくつか気になる作品があったので読んでみたい。映画で見た作品も、原作との微妙に違うニュアンスと、英国の情緒を楽しむためにチャレンジしたい。面白い著書だった。

  • takao

    ふむ

  • 冬峰

    イギリス文学のブックガイドとして良いと思う。ファンタジーは結構読んできたけど、何冊か知らないのもあったし、解説文を読んだら再読したくなるものもあった。ただちょっと作者のいうことが時々気になって、特に「賢明な受動性」については、ファンタジー内で成功するには必要なのは同意するが、それが形成されるまでの主人公の受難についてはどう考えているのだろう。ハリーポッター等主人公達は、不幸な環境によって受動的にならざるをえなくなった訳で…ラスト成功するんだから最初は不幸でも良いでしょ、なんて思えない。何らかの考察が欲しい

  • sou

    まさに求めていたタイトル。取り上げられる作品は『チャーリーとチョコレート工場』『ハリー・ポッター』『ナルニア国』『ホビット』『不思議の国のアリス』など。「イングランド的」「賢明な受動性」といったキーワードで違った視点から物語を見られるのが面白い。ただし、読んでいない作品の章は全く分からなかったですが…。

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