あわいの時代の『論語』 ヒューマン2・0

安田登

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393436509
ISBN 10 : 4393436504
フォーマット
発行年月
2017年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
261p;19

内容詳細

「君子」とはどんな人なのか?「仁」の境地に達するには?―究極の温故知新がここに!

目次 : 第1章 あわいの時代―シンギュラリティ/ 第2章 心―腹部に宿った「自由意志」/ 第3章 君子―「心」を使いこなす/ 第4章 礼と六芸―身体拡張装置としての「礼」/ 第5章 知―脳の外在化によって生まれた精神活動/ 第6章 仁―ヒューマン2・0/ 付録 『大盂鼎』を読む―論理の誕生

【著者紹介】
安田登 : 1956年千葉県銚子市生まれ。高校教師をしていた25歳のときに能に出会い、鏑木岑男師に弟子入り。能楽師(下掛宝生流)のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。公認ロルファー(米国のボディワーク、ロルフィングの専門家)として各種ワークショップも開催している。京都市立芸術大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shouyi. さん

    「文字以前」と「文字以降」の重なるあわいの時代に生きた孔子。文字として己の思想を残すことを拒否したという孔子の考えを彼の考えたことが正しく伝わらないことを恐れたからと思っていた。だが、孔子が敬愛する周公を知ったのも文字だけだったのである。この本は論語の章句を完全なものとせず文字の原義に立ち返って考えさせられる。そこがすごい。

  • かつらこ さん

    お友達に勧められて読んだのですが、めっちゃ面白かったです。 ちょうど他の本で、初めて「シンギュラリティ」という言葉を知ったばかりでしたが(笑) あわいの時代を心とともに楽しんで生きたい。

  • 元よしだ さん

    「スプランクニゾマイ σπλαγΧνιζομαι」 また登場!!! だけど むずかしいです。再読します。

  • きょん さん

    分かるような、全然分からないような。前の日に読んでいたことを忘れているので、毎回少し戻ってから読まなければならず、なかなか進まなかった。難しい。

  • こ86 さん

    論語というか孔子は堅苦しい人という印象が強かったのですが、この本を読んで当時の革新的な人だったのだという印象に変わりました。

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安田登

能楽師(ワキ方下掛宝生流)。日本や海外の能の公演に出演。また神話『イナンナの冥界下り(シュメール語)』でのヨーロッパ公演や、金沢21世紀美術館での『天守物語(泉鏡花)』、『芸能開闢古事記』など、能・音楽・朗読を融合させた舞台を数多く創作、出演する。NHK Eテレ「100分de名著」『平家物語』・『太

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