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「生きる」という権利 麻原彰晃主任弁護人の手記

安田好弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062121439
ISBN 10 : 4062121433
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2005
Japan

Content Description

この国の司法はどこに向かっているのか。山谷暴動、新宿駅西口バス放火事件、宮代町母子殺害事件、そしてオウム事件…。これら全ての法廷で弁護人となった著者が、クリスマス判決を目前に、権力の闇との闘いを綴る。

【著者紹介】
安田好弘 : 1947年、兵庫県生まれ。一橋大法学部卒。弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Rusty

    安田好弘のことは映画『死刑弁護人』を見てから尊敬してきたが、著作を読んだのは初めて。特に山谷(東京のドヤ(簡易宿泊所)街。大阪なら釜ヶ崎、横浜なら寿町、名古屋なら笹島)の話は新鮮に読んだ。井上薫『死刑の理由』(死刑裁判の判決文をえんえんと載せた本)と並行して読んだため、例えば名古屋女子大生誘拐殺人事件など、無味乾燥な判決文の向こうにある実情が見えた気分だった。

  • ERNESTO

    安田さんにも当然ながら迷いがあったのだと思う。 何度も同じ場にいて、話を聞けば聞くほど素晴らしさが分かってきた人なのだが(飲んでる席は除く)、本書ではほぼ全ての裁判で敗北している。  それでも自分の業を背負うかのように、変節しない戒めとして殺刑犯の弁護を引き受ける。 自滅的ですらあるとも思えるが、それ以上に尊敬するしかない。 安田氏を批判する者は、先ず本書を読んでするべきだし、映画『死刑弁護人』鑑賞後の劇場内に、批判する者がいなくなったように、口先だけの浅薄な批判はできまい。

  • 大熊真春(OKUMA Masaharu)

    読書ノートには見開き2ページ読書記録を書いたのだが、250字以内で書くのは難しい。オウム真理教麻原彰晃の三女アーチャリーのブログのカラムにアーチャリー自身の本とともに紹介されていたので読んだ。麻原裁判のことは最初の1/3,100ページくらいで終わり。だけどほかの裁判もなかなか重いです。

  • Sanchai

    http://sanchai-documents.blog.so-net.ne.jp/2006-01-14-1

  • 大豆

    死刑について賛成も反対も深く考えたことが無かったので読んでみた。読み進めていくのはかなりしんどい。が、読み進めなければと思う。 加害者を重視するあまり、被害者の家族の気持ちを軽視しているような気もするので、思想的に相いれないところや納得できないところは多々あれど、ここまで大変な、根気のいる行動を起こしている安田弁護士のパワーに圧倒された。今まで絶対的に信じていた司法は脆く打算的な側面も大いにあると思うと取り調べの可視化などは必要だなぁと強く思った。

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