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6ひぐれのお客・初雪のふる日 安房直子 絵ぶんこ

安房直子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751532065
ISBN 10 : 4751532065
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

心がぽっとあたたかくなる、安房直子絵ぶんこシリーズ第6弾! 『ひぐれのお客』冬のはじめのひぐれどき、裏通りの手芸屋さんに黒猫がやってきました。黒猫は黒いマントにつける赤い裏地をさがしているというのですが‥‥。『初雪のふる日』秋のおわりの寒い日のこと。村の一本道に、ろうせきでかかれた石けりの輪がどこまでもつづいています。女の子が輪の中にぴょんと飛び込むと‥‥?

【著者紹介】
安房直子 : 東京都に生まれる。日本女子大学在学中より、山室静氏に師事。大学卒業後、同人誌『海賊』に参加。1982年、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞、1985年、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞、1991年、『花豆の煮えるまで』でひろすけ童話賞を受賞。1993年、肺炎により逝去。享年50歳

松村真依子 : 画家、絵本作家。1985年、奈良生まれ。2009年ボローニャ国際絵本原画展入選。私家版の絵本も多数制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サラダボウル

    優しい色遣いだなぁと思うと、「ひぐれのお客」は、生地屋さんのお話。繊細な色や、そこから立ち上る匂いや風景が豊かに感じられる。「初雪のふる日」は、安房直子さんのレビューでよくお見かけする「ちょっと怖い」という片鱗がチラリ。こども達は、好奇心と同時に、さらわれる恐怖みたいなのが常にあって、ファンタジーの中に引き込む力が強いだけに雪の日の風の冷たさまで感じる。

  • あゆぷ

    松村真依子さんの絵を出かけた先で見かけて、何か一冊、じっくり見てみたいなと図書館で検索したら、安房直子絵ぶんこにあったので即予約して借りました。 なので、お話は二つとも読んだことあるし別の本で持っていて、今回は挿絵を楽しみながら読み直しました。 『ひぐれのお客』は好きなお話の一つで、さまざまな赤色が出てきます。花畑の赤、ぶどう酒の赤、そして暖炉の赤。松村さんの絵はどれもぴったりな赤で描かれていて、眺めていて楽しくなりました。

  • 遠い日

    シリーズ6。裏通りの手芸屋のご主人山中さんと、日暮れに店を訪れた黒猫とのやりとりがとてもファンタジックで、魅惑的。黒いマントの裏地を買いに来た黒猫。なかなか自分の主張をはっきりと持っていて、「赤」という色のさまざまな印象を的確に語る。自分が欲しい赤のイメージをちゃんとな山中さんにも理解してほしくて一生懸命ことばを尽くす。きっと暖かでいいマントに仕上がったでしょう。もう一話「初雪のふる日」はちょっとぞくっとするような底の見えない感じのお話。うさぎに連れ去られようとした女の子に起きた奇跡。

  • てぃうり

    安房直子さんのファンタジー、どれも好きだけれど、この人のお話は冬が1番好き。『初雪のふる日』はやっぱり怖い。

  • Y

    ★★★★☆

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