Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ちゃん

  読了日：2018/07/04

  およそ20年前の不登校その周辺の様子がよくわかる著書。20年の時を経て、通信制高校の有り様は「傷ついた人の器」としての機能をもち、不登校や自殺の背景に「受験地獄」がほとんどなくなった。今読むことで、不登校その周辺の様子がいかに変化したかが手に取るようにわかる。文章には著者の強烈な怒り(社会、親など)が込められており、希死念慮が感じられるシーンもある。赤裸々に日記も記されていて、おもしろい。

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