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犬になれなかった裁判官 司法官僚統制に抗して36年

安倍晴彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140806098
ISBN 10 : 4140806095
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2001
Japan

Content Description

司法官僚統制に抗して36年。過酷な官僚統制が、おざなりな判決や政治への盲従など、裁判官の無気力を生み出している。元庶民裁判官による異色の回顧録。

【著者紹介】
安倍晴彦 : 1933年生まれ。1960年、東京大学法学部卒業。1962年、裁判官に任官。以後、東京地裁、和歌山地裁・家裁、福井地裁・家裁、横浜家裁、浦和地裁・家裁川越支部、静岡地裁・家裁浜松支部、東京家裁八王子支部に勤務。1998年、裁判官を退官。現在は弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ステビア

    ブルーパージの被害者。冷遇され続けるのはつらいことだろう。

  • takao

    ふむ

  • かも

    ★★★★☆良著。司法=裁判官・検察警察・弁護士の中で裁判官の本は珍しいと思い手に取った。定年まで裁判官を続けた著者による、三権分立の司法・立法・行政の司法の独立ができてないという話。いわく「司法官僚統制」により司法が政治化されている。本書を読めばそれが事実だと分かる。私自身の知識不足もあり、これまでは裁判官は法律通りに判断するだけと思っていたが大間違い。今は裁判官が検察と同じ立場だが、理想としては市民の立場に立つ必要があることが著者自身の経験から明らかにされている。最後の第五章はよくまとまっており必読。

  • Akio Kudo

    ★★★★ 読みやすく、わかりやすい。政治信条や市民集会に参加しただけで僻地に飛ばされたリ、人事上不利になる裁判所の構造は中世を思わせる。

  • 130

    裁判所も巨大な官僚機構。 人事で裁判官をコントーロール、そうなると多様な考えがなくなっていく。 作者には刑事事件の裁判官をやって欲しかった。 気骨のある裁判官は今後減り続けて行くんだろうな。。。。 木谷明 「無罪」を見抜くと合わせて読むと更に良し。と同時に裁判所への失望感が広がる。

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