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印象派の誕生 混沌からの出発と豊穣なる遺産 創元美術史ライブラリー

安井裕雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422701523
ISBN 10 : 4422701525
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「創元美術史ライブラリー」第二弾

世界の美術を通じて
学びを深める
教養・啓蒙書シリーズ
〈口絵有、図版多数〉

*

文明が発達するはるか以前から、
人間は生きるための道具として
モノをつくってきました。
社会が形成されるにともない、
やがて時の権力者や富裕層がパトロンとなり、
信仰や権力を象徴する絵画や彫刻、
工芸、建築といった造形芸術が発展します。

それらはいつの時代も、いわば「鏡」として
社会のあり様をあざやかに映し出しています。
美術の興りとその流れをたどることは、
当時の社会状況を理解するというだけでなく、
いにしえより続く人間の営みを見つめ、
様々な価値観にふれることでもあります。

本シリーズは、幅広い時代と地域を舞台に、
誰もが知る巨匠から知られざる革新的な作家まで、
その豊かな創造性によって生み出された
多様な美の世界へと誘います。

*

1874年、近代化が進むパリで、
モネ、ルノワール、ピサロ、ドガらが
中心となり初の「印象派展」を開催。
屋外や室内を舞台に彼ら「印象派」が
最先端の技法で画布に留めたのは、
“見たままの瞬間”だった。
英国人画家コンスタブルの風景画が
フランスに将来された1824年を起点に、
全8回の印象派展を通して
「自然の記録(風景画)」と
「文化の観察(風俗画)」の探求をたどり、
次世代の前衛芸術に
もたらした功績を明らかにする。
〈口絵有、図版多数〉

【著者紹介】
安井裕雄 : 1969年生まれ。財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、三菱一号館美術館上席学芸員。専門はフランス近代美術。担当展覧会多数。「ルドン―秘密の花園」では第13回西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takakomama

    印象派に影響を与えたイギリスの画家コンスタブルに始まり、印象派の誕生と印象派展、その後まで。事実に反する通説もあるようです。見たままの瞬間を描こうとした印象派の画家たち。今では人気ですが、誕生した時は、それまでとは違う主題と技法が、なかなか受け入れられませんでした。各々の作風や信条が違っていても、友情と助け合っているのが良いと思いました。

  • 乃丞

    ★★★☆☆

  • ブネ

    【MEMO】 1874年、近代化が進むパリで、 モネ、ルノワール、ピサロ、ドガらが 中心となり初の「印象派展」を開催。 屋外や室内を舞台に彼ら「印象派」が 最先端の技法で画布に留めたのは、 “見たままの瞬間”だった。 英国人画家コンスタブルの風景画が フランスに将来された1824年を起点に、 全8回の印象派展を通して 「自然の記録(風景画)」と 「文化の観察(風俗画)」の探求をたどり、 次世代の前衛芸術に もたらした功績を明らかにする。

  • Go Extreme

    印象派誕生の芸術動向 風景画の新潮流 自然写生の油彩習作 イギリス風景画の影響 コンスタブルの光と色彩 バルビゾン派とフォンテーヌブロー コローの写生と完成 印象派画家の出会い モネらの画塾 セザンヌとピサロ初期 マネと印象派 ドガのマネ評価 モネらの筆触分割 普仏戦争と画家 サロンへの反発 共同出資会社設立 第一回印象派展 モネ 印象、日の出 現代生活を主題 風景画の新たな可能性 印象派の展示方法の革新 作品周囲の言説への注目 画家が絵を売って生活 言葉とお金の問題 ロココ・リヴァイヴァルとジャポニスム

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