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ロートレック作品集

安井裕雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784808713089
ISBN 10 : 480871308X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

19世紀末パリの盛り場の退廃と熱狂を描出したトゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)の日本語書籍としては決定版ともなる大判作品集。一般的にそのポスター芸術で評価される画家の、そこにとどまらない作品世界の魅力を描出する。

《著者情報》
安井裕雄(やすい・ひろお)
1969年生まれ。財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、現在、三菱一号館美術館上席学芸員。専門はフランス近代美術。主な担当展覧会に「モネ―睡蓮の世界」(共同監修、2001)、「シャルダン―静寂の巨匠」(2012)、「ルドン―秘密の花園」(2018)、「全員巨匠!―フィリップス・コレクション展」(2018)、「1894 Visions ルドン・ロートレック展」(2020)など多数。「ルドン―秘密の花園」では第13回西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞した。主な著書に『もっと知りたいモネ―生涯と作品』『モネ作品集』(東京美術)、『ルノワールの犬と猫―印象派の動物たち』(講談社)、『図説 モネ「睡蓮」の世界』(創元社)、共著に『モネ入門―「睡蓮」を読み解く六つの話』(地中美術館)、『地中美術館』(公益財団法人福武財団)がある。

【著者紹介】
安井裕雄 : 1969年生まれ。財団法人ひろしま美術館学芸員、岩手県立美術館専門学芸員を経て、現在、三菱一号館美術館上席学芸員。専門はフランス近代美術。「ルドン―秘密の花園」では第13回西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    SONPO美術館での「ロートレック展」が明日までで行けそうにないので、最近出た作品集を手に取った。この本では、よく目にするポスター以外の油絵を多く収録している。肖像画家でもあったというロートレックは、人間を見つめることに興味の中心があったのだろう。そこから、人物の特徴をシンプルな線でとらえるポスターの絵柄が生まれて来たのだろうし、サーカスや舞台や娼館で生きる人間たちを描き出すようになってきたのだろう。ロートレックを多角的に見ることのできた作品集だった。

  • takakomama

    ポスター以外に、たくさんの作品が載っています。大半は人物が描かれています。足を骨折したために身長が152cmですが、私よりも2cm背が高い・・・

  • 遠い日

    絵画は門外漢なので、大したことは言えませんが、ポスター以外のロートレック作品をきちんと見られて嬉しかった。実に生々しい人間たちの表情にはっとしたり、にやりとしたり。人の息吹がそこにある。

  • O-chami

    ムーラン•ルージュのポスター画で有名なロートレックの作品と生涯を綴った一冊。伯爵家に生まれて、2度の大腿骨骨折で下半身の成長が止まり、成人しても身の丈僅か152cm。若くして才能に溢れ、世紀末のパリ〜歓楽街で多くの魅力的な作品を遺すも、アルコール依存と梅毒で憔悴、パラノイア傾向も重なり、僅か36歳で早逝した画家の悦びと哀しみの物語。 BGMは、michel polnareffで…「le bal des laze 〜 ラース家の舞踏会」🎶🎶🎶

  • kaz

    類書では見かけない作品も多い。ロートレックと言えばという典型的なものだけでなく、年代別に追ってみるというのも面白い。図書館の内容紹介は『19世紀末パリの盛り場の退廃と熱狂を描いたトゥールーズ=ロートレックの大判作品集。一般的にそのポスター芸術で評価される画家の、そこにとどまらない作品世界の魅力を描出する』。

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