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海辺の町で間借り暮らし 富士見l文庫

守雨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040749136
ISBN 10 : 4040749138
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

安住の地と定めた海辺の町に引っ越した紗枝。ところがその晩、家が全焼。途方に暮れる紗枝に手を差し伸べたのは、隣人の桂木だった。紗枝は30歳、桂木は50歳。20歳差の二人の同居が始まった。過去を隠して根無し草のように生きてきた紗枝。美しい容姿と能力の高さで常に他人の興味を引き、疲れてしまった桂木。だからこそ、つかず離れずの距離感を保った同居が心地よかった。しかし、紗枝に東京の刑事から電話があり―。おいしいものがたくさんあり、ゆったり時間が流れるこの町で始まる、歳の差ラブストーリー。

【著者紹介】
守雨 : 2022年、「砂漠の国の雨降らし姫」(GAノベル)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ツン

    TL的な世界を想像して読み始めたら、全然違いました(笑)富士見L文庫ってこんな感じだった?と思ったけど、そう言われてみると、谷中瓶詰めカフェとかもそうだった。でも、相手に対して丁寧(で壁がある)な二人がだんだん心を開いていく感じがとても良かったです。続きが読みたい。

  • はつばあば

    年末の忙しい時に2度読みしてしまった本でした(#^.^#)。表紙は若い二人の恋物語のようですが、壮年と三十路の大人の恋・・。二人の取り巻く環境はイマイチですが、つかず離れずの距離感を持った同居生活が羨ましかったですねぇ。シンデレラストーリーの甘々な若い恋の本もいいですが、お互いが気遣いあえる生活、今の私には眩しい(#^.^#)。

  • よっち

    安住の地と定めた海辺の町に引っ越してきたものの、その翌日に家が火事で全焼してしまい途方に暮れる鮎川紗枝。そんな彼女に隣人の桂木が手を差し伸べる間借り暮らし物語。過去を隠して根無し草のように生きてきた紗枝。美しい容姿で資産もあり、執着されることに疲れてしまった桂木。そういう経験を積み重ねてきたから二人だからこそ、自然と相手に配慮できるその距離感が心地良くなるのも分かるような気がしましたけど、明らかになってゆく過去にも一緒に寄り添って、かけがえのない安心感もたらしてくれる二人の関係がとても素敵だと思いました。

  • 詐欺師の両親に遺棄された12歳の少女が大人になり、両親の存在を心の奥底に沈め喪失の痛みを避けるために執着する事なく淡々と、それでも誠実に丁寧に生きる中出会った歳上の男性との日々の中で、両親の影を振り切り心を預けあいながら生きる安寧の日々を得るまでの物語。Xに流れてきた無料漫画から小説投稿サイトに飛び見つけた物語は、静かに心を満たしてくれる珠玉の掌編、と思える作品だった。映像化に向いているように思った。

  • わたー

    ★★★★★面白かった。終の棲家のつもりで移り住んだ古民家が引っ越し当日に全焼してしまい途方に暮れる主人公だったが、隣家のイケオジのご厚意で彼の家に間借りさせてもらうことから始まる物語。歳の差ラブコメは腐るほど読んできたが、三十の女性と、五十の初老の男性の組合せは流石に初めてなのでおっかなびっくり読んでいたのだが、読み終わってみれば実に著者らしい作品だったなと。生まれのせいで自分で自分を守るしかなく、強くあろうと自分を律し続けるしかできなかった彼女が、同じように周囲のせいで苦労を重ねてきた彼と出会うことで、

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