アクタージュ act-age 12 ジャンプコミックス

宇佐崎しろ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784088823515
ISBN 10 : 4088823516
フォーマット
出版社
発売日
2020年07月03日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

波乱のラストシーンで幕を閉じたサイド甲の舞台「羅刹女」1日目。夜凪の才気走った圧倒的な演技を目の当たりにした千世子は、自分の虚像の芝居では敵わないことを痛感させられ自信を喪失する。翌日にはサイド乙の公演を控える中、黒山が稽古と称して彼女を連れ出した場所は――。

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読書メーターレビュー

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  • くりり さん

    千世子の羅刹女、天使と悪魔を使いこなす千世子ちゃんに目が離せません。終わっちゃったけど...もったいない。

  • はな さん

    サイド乙。どちらも良いんだよなぁ〜。どちらの演出&役者も好き。あんまり注目されてなかったけれど阿良也の孫悟空も様になってる。猿の真似って…。すごいわ…。そして王賀美さんのモノマネ、吹いた(笑)

  • わたー さん

    ★★★★★やめて。これ以上あゆみちゃんを演劇沼に叩き落とすのはやめて。波乱のまま終わった羅刹女サイド甲。しかし、舞台上で深化を遂げた夜凪の演技を、彼女が自分を見てもいないことを目の当たりにして敗北感に包まれる千世子。そんな彼女の前に立つ黒山は太々しく言い放つ。稽古をすると。彼の期待に十二分に応える千世子もだが、自分の映画のためだけに全てを丸く収める黒山の手腕が凄まじい。サイド甲に比べたら、描かれている量が少ないのにも関わらず、終わってみればサイド乙しか考えられなくなる。流石だ。

  • Y2K☮ さん

    刹那に全てを注ぎ込むか、あるいは先を見据えてそのために今を全力で生きるか。今を生きるとは後者の意だと気づいた。前者の美はカゲロウみたいに動かしようのない定めの中で最大限に輝かんとする儚さ。それはこの世の全てに最初から備わっている。だって作品は必ず終わるし命は死ぬのだから。でもどうせ死ぬから今が良ければそれでいいではなく、いつか死ぬからこそ掛け替えのない今を大切に、そして楽しい時間が続くように力の限り生きる。ひとりでは無理でも同志や仲間がいれば。唐突に終わる不条理もまた人生の一部。受け入れます。名作でした。

  • ケー さん

    羅刹女編終幕。銀河鉄道編で上げたハードルを軽々超えていった。いやー百城版の羅刹女、良かった!!生まれながらの女優、かつ、うちに潜めるエモーションを黒山さんだからこその監督で完全に開花した感じ。そしてその黒山さんも結構でかい野望があるようで、、、最後のページは良い意味でなんでこんなとこで続くのってとこで終わった。急にギャグに振り切るから焦ったw

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