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ISBN 10 : 4122044626
Content Description
歴史文学の名作『新選組始末記』で知られる著者は聞き書きの名人であり、随筆の名手であった。“味に値打ちなし”―明治・大正のよき時代を生きたその道の達人たちのさりげなく味覚に託して語る人生の深奥を聞き書きで綴る。
目次 : しじみ貝の殻―子爵・石黒忠悳氏の話/ 蛤の藻潮蒸し―資生堂主人・福原信三氏の話/ 冷や飯に沢庵―増上寺大僧正・道重信教氏の話/ 天ぷら名人譚―俳優・伊井蓉峰氏の話/ 砲煙裡の食事―子爵・小笠原長生氏の話/ 「貝ふろ」の風情―民政党総務・榊田清兵衛氏の話/ 鯉の麦酒だき―伯爵・柳沢保恵氏の話/ 珍味伊府麺―男爵夫人・大倉久美子さんの話/ 西瓜切る可からず―銀座千疋屋主人・斎藤義政氏の話/ うまい物づくし―伯爵・溝口直亮氏の話〔ほか〕
【著者紹介】
子母沢寛 : 1892(明治25)年、北海道に生まれる。本名梅谷松太郎。明治大学法学部卒業。読売新聞・毎日新聞記者を勤める。1928(昭和3)年『新選組始末記』をはじめとして次々と時代小説を多数発表、代表作に『弥太郎笠』『菊五郎格子』『国定忠治』『すっ飛び駕』『駿河遊侠伝』。戦後は幕末遺臣と江戸への挽歌ともいうべき『勝海舟』『父子鷹』『おとこ鷹』『逃げ水』などを発表、1962(昭和37)年、菊池寛賞受賞。1968(昭和43)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/13 (火)
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syaori
読了日:2019/06/19
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