姜尚中の政治学入門 集英社新書

姜尚中

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087203301
ISBN 10 : 4087203301
フォーマット
出版社
発行年月
2006年02月
日本
追加情報
:
18cm,190p

内容詳細

超大国の暴走と心中するのか、隣人たちとの共生を選ぶのか。政治を考える上で外せない7つのキーワードを通し、現代日本の政治と社会をわかりやすく読み解く。未来への構想力を提言する、初のアクチュアルな入門書。

【著者紹介】
姜尚中 : 1950年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 豆ぽち さん

    政治学とは、どんな内容だろうと興味を持って購入。思っていた内容とは違い、哲学的な内容だった。思想あっての政治なんだと、改めて認識。

  • ミスターポテトキング さん

    アメリカ、アジアを中心に様々な国の政治状況を、歴史的、経済的見地から考察している。特に暴力に関する考察は面白かった。人間の存在自体に、ある種の暴力生が含まれ、ナチズムの例はそれの極限形態であるという。本書を読むには政治的知識が不可欠であり、俺には到底無理だった。

  • boya さん

    インターネットによって、短絡的なナショナリスト気取りが目に余る昨今だが、その原因のひとつは、彼らがアジア(筆者のいう「東北アジア」)のスケールを捉えあぐねていることにあるだろう。本書の前半部は、おさらいの連続でおもしろくはない。しかし、その独自の主張である「日本のアジア化」を徐々に忍ばせていくところに、読者による「読後処理」(文学作品でいえば余韻)を見越した周到さを感じる。

  • Stayc さん

    自分にはやはり政治「学」は難しいく思われたが、読み進むにつれ一つひとつのキーワードのつながりが見えてきた。現在の日本の立ち位置を、様々な視座から語ることで、未来への展望がおぼろげながら見えてきそうである。

  • ゆうき さん

    政治思想史学者「姜 尚中」がアメリカ・暴力・主権・憲法・戦後民主主義・歴史認識・東北アジアという7つのキーワードを軸に、現代日本と世界の関わりを述べた著作。この著作をきちんと理解するには世界史やその他諸々の前提知識を多く必要とすると思う。題名では「政治学入門」と大々的に謳われているが、それを鵜呑みにしてはならない(笑)。但し、ある程度の前提知識がある人にとっては非常に多くの示唆を富んだ著作なのかも知れない。個人的にはアメリカ・暴力・主権・憲法の章がお気に入り。

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姜尚中

1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授。鎮西学院学院長・熊本県立劇場館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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