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ISBN 10 : 4062920972
Content Description
朝鮮における儒教の二千年にもおよぶ展開を丹念に描き出し、朝鮮近代思想史につなげる論考を展開した記念碑的大著。中国・日本と対比しながら二千年を俯瞰する視角は、朝鮮の独自性と東アジアの普遍性を浮き彫りにする。儒学を経世実用の学とみなした潮流を確認し追跡する記述は、朝鮮のみならず東アジアにとっての“近代”を考える出発点となる。
目次 : 「儒教」とは何か/ 孔子以前の「箕子朝鮮」/ 三国時代の儒教/ 後期新羅の儒教/ 高麗王朝の「仏教立国」/ 成宗の崇儒政策と崔承老/ 私学十二公徒と国子監/ 文臣の退廃と武臣政権/ 朱子学の伝播と排仏論/ 易姓革命―高麗から朝鮮へ/ 「儒教立国」のブレーンたち/ 教育と科学、そして王朝実録/ 王調政治の守成―世宗と世祖/ 土林派の形成と士禍/ 朱子学一辺倒と性理学論争/ 東アジアの動乱と朝鮮/ 「崇明排清」の思想/ 英祖・正祖時代の実学派/ ウェスタン・インパクトと朝鮮/ 王朝の斜陽―鎖国から開国へ
【著者紹介】
姜在彦 : 1926年、朝鮮・済州島生まれ。文学博士(京都大学、1981年)。大阪市立大学講師。花園大学教授を歴任。朝鮮近代史・思想史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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isao_key
読了日:2016/06/28
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