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アヒルと犬とそらいろ食堂 季節めぐる、忘れじの記憶 ことのは文庫

如月つばさ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867168141
ISBN 10 : 4867168149
Format
Books
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
かない ,  

Content Description

5年付き合った彼氏と婚約破棄をした観月葵は、都会から祖母が暮らす神白村に引っ越し、「そらいろ食堂」を開く。人との関わりが苦手ながらも、いつか自分の食堂を持つのが葵のひそかな夢だった。食堂の看板鳥・看板犬は、食いしん坊なアヒルのピー君と、おっとりマイペースな雑種犬のハチ。ピー君とハチをきっかけに訪れるのは、家族関係に悩む大学生、村でちょっぴり有名な変わり者、はたまた妖怪の姿もあって―。自然とみんなが集まる「そらいろ食堂」で、葵もまた、亡き母の過去と想いに向き合っていく。のんびりと流れる村の住人との特別な時間を、できたてごはんとともに召し上がれ。

【著者紹介】
如月つばさ : 大阪府出身。2025年4月『ことりの古民家ごはん〜小さな島のはじっこでお店をはじめました〜』(アルファポリス文庫)で出版デビュー。今作は2022年宝島社「この文庫がすごい!大賞」優秀作品に選出され、『アヒルと犬とそらいろ食堂 季節めぐる、忘れじの記憶』に改題し、ことのは文庫にて書籍化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おしゃべりメガネ

    先日、デビュー作『ことりの〜』を読んで、思いの外ココロにささり、こちらの新作も手にとりました。基本的にはデビュー作同様に温かな食べ物が、ちょっとお疲れ気味な人々のココロを癒していく構成です。更に本作最大の魅力は見えないモノが見える不思議な能力を持つ主人公「葵」と他のキャラたちの絡みが絶妙ですね。「葵」のかなり特殊な能力が自分だけではなく、何かしら他の人々の助けにもなっており、人と人とのほっこりしたココロの繋がりに癒されます。あまり現実的にならずにファンタジーとしっかり割りきって読むのをオススメします。

  • ゆり

    のどかな田舎の緑の景色が目に浮かび、和食の匂いがしてきそうな素敵な描写ばかりでした。おばあちゃんや村の住人、動物たち、そして可愛い妖怪たちの優しさが染み渡りました。人生は出会いと別れの繰り返し。長生きすることだけに目が行きがちですが、「大切なのは生きた長さじゃなくてどう生きたか」という言葉にハッとさせられました。生きていることこそ奇跡なのだから、毎日を大切に生きたいと思えました。当たり前だけど忙しい日々で忘れがちになる大切なことを教えて貰った気がします。 #NetGalleyJP

  • 四国の南

    前作も好きでした。 今回もとにかく美味しそう! 一気に読むより想像をしながらじっくり読んで余韻を味わうそんな作品。 出会いと別れ、限られた時間、人間だけでなく動物や妖怪、食堂がつなぐそれぞれの関係、想いが交わっていく、心の描写が丁寧で好きです。

  • Pipi⭐️ぴぴ@読書鳥

    「そらいろ食堂」を営む観月葵の神白村でのスローライフ。誰にでも愛される人柄の葵と彼女を支える優しい人たち。妖怪までも彼女に魅了される。大自然と美味しい料理と家族への思い。ゆっくりと流れる時間の中で、疲れた心が癒やされた。🐥🐥

  • でかぴょん

    ★★★☆☆

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