文化資本としてのエスニシティ シンガポールにおける文化的アイデンティティの模索

奥村みさ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784877911980
ISBN 10 : 4877911987
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
追加情報
:
22cm,346p

内容詳細

英語圏文化および民族の主体性としての文化資本を駆使し経済成長を遂げた多民族都市国家シンガポールは、世界史・アジア史の激変のなかで持続可能な成長を目指して文化的アイデンティティを模索し、苦闘している。

目次 : 第1部 バイリンガル政策による華人系シンガポール人のアイデンティティの変容(海峡植民地時代における宗主国イギリス文化の学習と獲得/ 独立後のバイリンガル政策の特徴と変遷/ ミクロ的視点からみたバイリンガル政策の影響:シンガポール国立大学学生たちへの調査を事例として)/ 第2部 英語・英語圏文化を包摂したエスニシティとナショナル・アイデンティティ(英語によるナショナル・アイデンティティの可視化/ 国家遺産局(NHB)の文化戦略:「国定エスニシティ」の創出/ 国家存続のための愛郷心育成とそのカギを握るノスタルジア/ 似ていて非なる社会、マレーシア:ブミプトラ政策に基づく言語・文化政策)/ 持続可能な多民族都市国家存続へ向けての模索

【著者紹介】
奥村みさ : 東京都生まれ。1992年上智大学外国語学研究科国際関係論専攻博士後期課程単位取得満期退学。1998年上智大学より博士(国際関係論)取得。現在、中京大学国際英語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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奥村みさ

東京都生まれ。上智大学外国語学研究科国際関係論専攻博士後期課程修了。博士(国際関係論)。中京大学国際英語学部助教授。専門は、国際社会学、アジア英語圏文化研究

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