太田直子(映画字幕翻訳者)

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字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ 光文社新書

太田直子(映画字幕翻訳者)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334033927
ISBN 10 : 433403392X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,219p

内容詳細

映画がこの世に誕生して1世紀余り。日本の字幕は世界一のレベルと言われる中、映画字幕翻訳を始めて約20年の達人が、外国映画翻訳の舞台裏、気になる日本語などについて独自の視点で語る。

【著者紹介】
太田直子 : 1959年広島県生まれ。映画字幕翻訳者。天理大学ロシア学科を卒業後、ロシア文学研究者を目指して上京し、早稲田の杜に潜り込むも1年で挫折。映画の自主上映団体や字幕制作会社でアルバイトをしつつ、字幕翻訳の道へ進み現在に至る。映画翻訳家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    映画(特に洋画)好きな方は是非手にとっていただきたい一冊です。映画用の字幕翻訳のなんたる大変さが重々伝わってきます。今では当たり前のように普及(存在)している吹替版との比較、メリット、デメリットなど言われてみて改めてなるほどなと思うコトがたくさんありました。また、とても勉強になったのが「お」と「さん」の使い方や「させていただく」など丁寧語、謙譲語の日常での使い分けなど、自分でも全く気づいていないコトが多々あり、もっとしっかりとキレイな言葉使いをココロがけなくてはと。映画は純粋なキモチで楽しみたいですね。

  • tomi さん

    映画字幕を数多く手がけた著者による字幕制作の舞台裏。様々な制限に加えて、字幕の事をよく理解していない配給会社からの無茶な要望との闘いの大変さ。売らんがために台詞の内容を勝手に変える事も普通に行われているという。ぼやき交じり(だらけ?)の軽快な文章は読みやすく、エッセイとしても面白い。著者の早世が惜しまれる。

  • ひなっとぉ さん

    81点…「キネマの神様」から映画繋がりで。普段何気なく見ていた字幕にも色々苦労や工夫があるのですな。台詞を話している時間で文字数を調節したり、解りづらい話を内容を要約したり。配給会社とのやりあいの話も面白かった。著者のいいたい放題が読んでいて気持ちよかったです。「!」連発の話や何にでも「さま」をつける話では爆笑してしまいました。読みやすくて、新書を敬遠してる人にもぜひおすすめしたい本です。

  • AICHAN さん

    図書館本。字幕作りの内幕が面白おかしく綴られる。字数、日本語の文法、世間的常識、禁止用語、常用漢字、厳しい締め切り…。あらゆる困難をクリアしてようやく誕生する字幕の世界。いや面白かった。皮肉をユーモアで包んで語る語る。いろいろと文句を垂れるが、字幕作りが好きで、「読んでいることを意識させない字幕」作りをせっせとやっている。字幕だけでなくこのエッセイの文章もなかなかのもの。とにかく面白い。この著者、字幕屋クビになっても作家として食っていける。次は戸田奈津子さんの本を読んでみよう。

  • ごへいもち さん

    面白かった。やはりいろいろな価値観を体感した人ならでは。ただしタイトルと内容にずれ

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