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ニュートンなんかこわくない 力学をつくった数学者たち

太田浩一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784320006140
ISBN 10 : 4320006143
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

力学を創始したのはニュートンではない。フックは、接線方向の直線運動と、中心物体に向かう引力運動の合成とする力学の概念を史上初めて把握し、ボレッリは引力と遠心力によって運動を説明した。またフックは現代でも正しい証明によって、普遍的に逆二乗則を得た。ニュートンは、遠心力を正しく理解しなかったために、万有引力発見を逸した。ライブニツは力学で最初に微分法を使い、現代でも正しい運動方程式を導いた。オイラーはガリレイの落下法則を自然に拡張し、現代の「ニュートン方程式」を確立した。本書は当時の論文、書簡類を読み解くことで力学の成り立ちを展望する。

目次 : 1 ロバート・フック/ 2 アルフォンソ・ボレッリ/ 3 アイザク・ニュートン/ 4 フックとニュートンの文通/ 5 『プリンキピア』/ 6 フックvsニュートン/ 7 ゴトフリート・ライブニツ/ 8 ジョン・フラムスティード/ 9 ニュートンの流率法/ 10 ライブニツの微積分/ 11 ニュートンvsライブニツ/ 12 ガリレオ・ガリレイ/ 13 レオンハルト・オイラー1/ 14 レオンハルト・オイラー2/ 15 ミチェルとキャヴェンディシュ/ 16 バベッジとグリーン

【著者紹介】
太田浩一 : 1967年東京大学理学部物理学科卒業。現在、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    ふむ

  • Steppenwolf

    G著者の意図としては力学・微積分の発見者ではあるが本人はあまり分かってなかった上に祭り上げられることで学問の発展の足を引っ張ったという意味で怖くないということかと思う.ただ陰湿さという意味でしかも権力を持ったサイコパスは恐怖の対象と思ってしまう.学問に関する説明が図なしでなされるので正直言ってわかりにくい.自分で絵を描けということなのかもしれない.また,人物表記が英語風なのかちょっと異例である.数学物理に関する部分を再読せねばならないという再読リストに入ってしまった.

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