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実録 母親たちの中学受験 -第一志望合格は3割。納得できる結末に必要なこと-

太田敏正

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093891783
ISBN 10 : 4093891788
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第一志望合格は3割。納得できる結末とは?

第一志望に合格できる子は3割といわれる中学受験。親子で合格を目指して挑んだ道のりを振り返ったとき、令和の母たちが語る中学受験とは?
教育ジャーナリストおおたとしまさが、子どもの中学受験を終えたばかりの6名の母たちとの対話を通して向き合うのは、終了後の後悔や「たられば」。

「子どもをあんなに追い詰めなきゃ良かった」
「もっと肩の力を抜いていれば」
「併願校を変えていれば」
「子どもの涙を見たくなかった」‥

親なら誰もが抱く焦り、恐れ、不安との向き合い方。一生で最も長い数日間の心構え。納得がいく結末に必要なエピローグの描き方。
視野が狭くなりがちな中学受験の渦中、終了組の涙と笑顔から学べるものが多くある。

第1章過呼吸
第2章オセロ
第3章飴玉
第4章箱入り娘
第5章30万円
第6章他人事


【編集担当からのおすすめ情報】
メンタルコーチと契約してパフォーマンスを爆上げした母や、受験データアナリストを招聘した母など、インパクトのあるエピソードの連続ですが、令和の中学受験生を支える母たちのリアルな葛藤が余すところなく本音で綴られています。

そんな現代の厳しい受験を、清く激しく乗り越える母たちのことを、著者のおおたとしまさ氏は「孟母」と表現します。
偉大な思想家・孟子を育てた母親になぞらえ、わが子のために労を惜しまない賢母のことです。

書籍のおわりでは、中学受験を経験して数年経った保護者の方々に、改めて中学受験を振り返っていまどう思うか、お話を聞いています。
著者は「エピローグ」を書ききるまでが中学受験の親の大切な役割だといいます。満足・不満足のどちらの結果でも、親子で挑んだ中学受験を納得のいく結末にするための準備として、あるいは中学受験終了後の傷ついた気持ちの癒しとしても、本書をぜひ読んでいただきたいです。


【著者紹介】
おおたとしまさ : 教育ジャーナリスト。リクルートでの雑誌編集を経て独立。数々の育児誌・教育誌の企画・編集に携わる。現在は教育に関する現場取材および執筆活動を精力的に行っており、緻密な取材、斬新な考察、明晰な筆致に定評がある。テレビ・ラジオなどへの出演や講演も多数。中高教員免許をもち、小学校教員や心理カウンセラーとしての経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りょうみや

    第一志望の逃してほろ苦さを味わった6人の母親の体験記とおおた氏との対談。受験前に子供の成長と学校に対する多様な評価軸をどれだけ持っているか、または進学後に見つけられるか。そして中学受験という体験自体に価値を持てるかということ。受験前に本書を読んでおけばだいぶ心の準備ができるのではないだろうか。6人以外にも巻末に多くの体験記、そして「勇者たちの中学受験」に登場した3人の後日談が載っているのもポイント。

  • Happy Like a Honeybee

    受験生のフィードバックが良かった

  • でやー

    中学受験でも人生でも世の中は100%の思い通りにはならない、だから面白い。自分の人生も思い通りにならないのに他人である子どもの人生を思い通りにしようなんてことは無理な話。思い通りにならないことを面白がる穏やかさを身につけると子どものありのままを受け入れられる。人生における決断の良し悪しは決断した後の生き方が決める。決断の後に頑張れるかどうかは、その決断に自分が責任を持てているかどうかが鍵になる。

  • maa

    中学受験を母親の視点から振り返る本。どんな人でも「たられば」から逃れられないのだと思う。第一志望に受からなければなおさら。それでも、やっぱり自分で選ぶことが大事なんだと実感する。親が励ましのつもりで口を出しても子どものやる気が出ることはないだろう。自分の不安より子どもへの信頼を優先すること。渦中にいるとわからないが、通過点でしかないことを改めて認識する。ゴールは合格ではなく、子どもが納得して進学先を選ぶこと、楽しく通えること。正解はない。ということは不正解もない。勉強するもしないも子どもの人生。

  • ゆき

    過呼吸、オセロ、飴玉、箱入り娘、三〇万円、記憶喪失…章ごとのタイトルが秀逸で、タイトルを見ただけで、ストーリーを思い出せる。 人生における決断の良し悪しは、決断したときの情報量や判断力ではなく、決断したあとの生き方が決める。決断のあと頑張れるかどうかは、もちろんその決断に自分が責任をもてているかどうかが鍵となる。 中学受験は、十二歳にしてそんなことを学ぶ絶好の機会でもある。 そして、この本の嬉しいところは、同著者の『勇者たちの中学受験』の三家族の後日談も『おわりに』に収録されていること。

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