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1:鎌倉時代末期、幕府は腐敗した北条政権による独裁状態にあった。源氏の血を継ぐ有力な武家に足利定氏の息子として生を受けた高氏(後の尊氏)は様々な人物との運命的な出会いの中で成長していく。新しい時代を望む様々な声に接した高氏は武家の棟梁としての宿命に従い、倒幕の決意を固くするのだった。
2:高氏は新田義貞、楠木正成、佐々木道誉、さらには後醍醐天皇と接触し、鎌倉幕府打倒を図り、戦乱に身を投じていく。倒幕への執念にとりつかれた後醍醐天皇の起こした元弘の変の鎮圧を命じられた高氏であったが、天皇側に寝返り幕府に反旗を翻し、京を制圧する。一方、鎌倉は新田義貞軍の攻撃を受け、幕府は炎の中に滅亡する。
3:鎌倉幕府が滅亡すると、京に戻った後醍醐天皇は「建武の親政」に着手するのだった。しかし、公家一統(天皇による公武統一支配)の制作に公家と武家の対立は深まっていく。尊氏は親政に立ち向かう決意を固めるが、尊氏を排除しようとする公家勢力や、かつて志を共にした新田義貞、楠木正成と敵対することになる。
4:湊川の決戦で楠木正成を破った尊氏は京を手中に収める。光明天皇を立て幕府を開いた尊氏に対し、敗走し吉野に逃れた後醍醐天皇はその地に南朝を開く。以後、南北朝の内乱は新田義貞や北畠顕家を倒した尊氏の優位のうちに続くが、弟・直義との対立など幕府内での内部抗争も巻き起こり、泥沼の様相を呈していくのだった。
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