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写真が語る敗戦と占領 ちくま新書

太平洋戦争研究会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480076915
ISBN 10 : 4480076913
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan

Content Description

焼け跡のヤミ市、街を闊歩する進駐軍とパンパンガール、東西冷戦下で進む復興。八〇年前の占領下日本で、私たちはどんな地獄を見て、何を糧に生き抜いたのか。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちさと

    ポツダム宣言受諾決定からサンフランシスコ平和条約発効までの、占領期の日本を俯瞰した1冊。それぞれの章に当時の写真と細かいキャプション、それから解説部分が続くという構成。おおよそ新聞の一面を大きく飾った出来事は網羅していそう。目を引いたのは第二章の逼迫する食糧事情、インフレ対策としての新円切り替え。ここは国民目線の物も別書で読みたい。それから第4章の昭和電工事件の背景にあったとされるGHQ内のGSとG2の対立。GHQ内でも覇権争いがあったとは知らなかったが、全く不思議ではない。現在に繋がる戦後史を知る良書。

  • ジュンジュン

    豊富な写真と共に占領期をコンパクトにまとめた一書。読み終えて感じるのは、あとがきにあるとおり日本はツイていたなと。勿論、本書で触れられている通り多くの悲惨や悲劇があったけれども。何より占領国がアメリカだった事は今日の日本を形作る上で決定的な要因だったし、冷戦と熱戦(朝鮮戦争)も日本を助けた。

  • Hiroshi

    @聖戦国破れて(昭和20年8月15日)26枚、A日本占領(20年)47枚、B窮乏の新民主国家(21年)58枚、C一歩退却二歩前進(22年)41枚、D軍事裁判と戦争責任(23年)38枚、E占領下の怪事件(24年)21枚、F独立国への船出(25・26年)19枚、計250枚の写真と解説からなる本。@とにかく焼け野原の写真だ。静岡・浜松は爆弾投棄地となっており、計30回の空襲を受けたという。Aミズーリ号の降伏文書調印式から始まる。天皇とマッカーサーの写真もある。黒塗り教科書、青空教室。初めて経験するクリスマスだ。

  • funuu

    全体として、戦争の記憶と平和国家の原点を振り返るのに最適な一冊です。過去の苦難を視覚的に体感することで、現代日本の礎を改めて考えさせられました。歴史に関心がある人だけでなく、写真を通じて過去と向き合いたい人にもおすすめできる、インパクトのある作品です。 引き揚げ者の栄養状態がいいのに驚き 考えてみれば 抗生物質もなく弱者はすぐ死亡の世界 後の焼け野原や進駐軍との日常、ヤミ市の喧騒など、当時の日本人の生活をリアルに映し出しています。これらの写真は、単なる記録を超えて、戦争の傷跡と人間のたくましさを

  • kaz

    専ら写真を追い、本文は気になるところのみ拾い読み。図書館の内容紹介は『80年前の占領下日本は、どんな地獄を見て、何を糧に生き抜いたのか。サンフランシスコ平和条約締結によって国際社会に復帰するまで、焦土から復活へと向かう混沌と激動の日本の姿を、貴重な写真とともにたどる』。

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