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百人一首百うたがたり

天野慶

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344976528
ISBN 10 : 4344976525
Format
Books
Release Date
March/2013
Japan

Content Description

百人の歌人の、百のものがたりを現代女流歌人が雅やかによみがえらせる。百首の現代語訳(美訳)付き。

目次 : 秋の田のかりほの庵のとまをあらみ我が衣手は露にぬれつつ(天智天皇)/ 春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほうてふ天の香具山(持統天皇)/ あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかもねむ(柿本人麻呂)/ 田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士のたかねに雪は降りつつ(山部赤人)/ 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき(猿丸大夫)/ かささぎの渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更にける(中納言家持)/ 天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麻呂)/ わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)/ 花の色は移りけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに(小野小町)/ これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕

【著者紹介】
天野慶 : 歌人。「短歌人」会同人。1979年東京・三鷹生まれ。NHKラジオ「ケータイ短歌」出演や、朝日小学生新聞「うたうことのは百人一首」連載、名古屋グランパス「サッカー短歌」選者、『ちはやふる』(末次由紀/講談社)九三首・九五首に短歌を提供するなど幅広いジャンルで活動。京都・時雨殿での「はじめての百人一首教室」をはじめ、全国の小・中学生に向けてワークショップを行い、短歌・百人一首の魅力を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • lovemys

    息子氏(中2)のテスト勉強のために借りたけど、私の方が夢中に。息子氏は、表紙だけ見て嫌がってたけど、解説が面白いので、結構読んでた。和歌の現代語訳だけでなく、その時の状況や心境を詳しく描いていて、人物関係や和歌の背景なども描かれていたので、情景も浮かんでくるし、感情移入できる。式子内親王の「玉の緒の〜」の背景を知って、何だか泣きそうになった。これだけで小説になりそう。心情を和歌にして送るなんて、素敵な文化。日本人は感性が豊かで、自然や時の流れを慈しみ、それを歌にする繊細さを持っている。素敵だなぁって思う。

  • 月華

    図書館 返却コーナーで見かけて借りてみました。個々の人物関係の解説があったので、すべての相関図があればよりわかりやすかったのでは、と思いました。歴史に詳しいと、より楽しめたのではとも思いました。昔の人は恋にかなり奔放だったイメージを持ちました。出世したかどうかが必ずと言っていいほど書かれていました。権力争いもなかなかに生々しく感じました。男性79人、女性21人、とのことです。

  • すみれちゃん

    8歳ひとり読み

  • はち

    短歌を詠む人間としてはあるまじき話ではあるが百人一首読んだことなかった。大阪短歌チョップで競技かるたを見たこともあり、やっと読むことができた。平安時代、鎌倉時代の人とも歌があれば分かり合える。解説もわかりやすい。似たような名前の人がたくさん出てくるのには困るが(笑)

  • ちあきほ

    百人一首覚えなきゃなぁ、と。それぞれの歌人一人称で歌人とその歌の経緯などを解説、それと意訳とイラストと人物関係などが百首分。それなりに面白い、かな。でも何故か杉田圭さんのうたこいが出てくる…。

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