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どうせ死ぬなら殺してみませんか 実業之日本社文庫

天祢涼

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408559681
ISBN 10 : 4408559687
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
天祢涼 ,  

Content Description

首吊り桜の木の上で見つけた白い封筒。希望を喪った男の心を動かしたのは殺人の依頼状だった――胸を打つサスペンスミステリー!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    パワハラによる退職によるトラウマに苛まれ、絶望を感じて自殺を決意した秋本秀文が、桜の木の洞に白い封筒を見つけるサスペンスミステリ。差し込まれていた交換殺人の依頼状。手紙を置いたのがセーラー服を纏った少女・詩音だと判明し、自殺志願者と謎の少女による交換殺人の提案をきっかけに始まった往復書簡。それを通じてお互いの背景が少しずつ明らかになっていく中、2人が積み重ねてゆく交流がそれぞれの心境を確実に変えていって、絶望を何とか覆そうと抗い続ける2人がたどり着いた意外で確かな希望を感じさせてくれる結末が印象的でした。

  • みいやん

    天祢さんの新作だと読み始めれば、何と2022年の作品の改題。ちゃんと調べなかったのも悪いけど、タイトルもガラリと変えて騙された感じ。

  • KDS

    上司のパワハラにより退職を余儀なくされ自殺を決意した主人公の秀文は、首を吊ろうとした木の洞の中に手紙を見つける。「どうせ死ぬなら殺してみませんか」と書かれたその手紙は「交換殺人」を提案するものだった。導入部の引きの強さに感嘆。その手紙を書いた女子大生の詩音との奇妙な往復書簡が始まる。互いの標的とされる人物は誰なのか…そしてこの交換殺人は成功するのか?が焦点となるわけだが、互いを思いやるあまり事態は二転三転する。ハッピーエンドに向かうと思いきやのどんでん返しは実に現実味あり。でも希望のあるラストが◎。良作!

  • あっきー

    タイトルから始まる物語はどこに着地するんだ?と読者を惹きつける。スピーディーに進んでいく物語に振り回されながらの終着駅は納得感のある読後感を与えてくれる

  • くに

    導入はとても面白いんだけど、だんだんと願わない方向へ話が展開していって、最終的によく分からない結末になってしまった。【81点】

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