天理大学附属天理参考館

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ギリシア考古学の父シュリーマン Musaea Japonica

天理大学附属天理参考館

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Product Details

Genre
：
Philosophy,History &Religions
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784634648296
ISBN 10 : 4634648296
Format
：
Books
Publisher
：
山川出版社
Release Date
：
April/2015
Release Country
：
Japan

Content Description

シュリーマンの人物像を知る第一級の史料が現れた。トロイアやミケーネの発掘ののち、彼は六二歳にしてギリシアのティリンス遺跡の発掘調査を行った。そのとき描かせた遺構や遺物の原画２８枚、その中には彼の直筆のものも含まれる。これらの原画が語る真実を今ここに伝える。シュリーマンが来日して１５０周年、ティリンス遺跡発掘報告書を発刊して１３０周年にあたる２０１５年、ギリシア考古学を生み出したシュリーマンの実像に迫る。

目次 : 第１章　シュリーマンの生涯（シュリーマンの軌跡/ シュリーマンが見た幕末の横浜と江戸）/ 第２章　シュリーマンの魅せられた世界（ギリシア美術の歴史/ ギリシア・ローマ美術資料図版・解説）/ 第３章　ティリンス遺跡と原画（ティリンス遺跡/ ティリンス遺跡原画図版・解説）/ 第４章　黎明期の考古学と報告書（地中海の考古学/ アナトリアの考古学/ メソポタミアの考古学/ パレスチナの考古学/ 古代エジプト　資料図版・解説/ 調査報告書初版本　資料図版・解説）/ 終章　シュリーマンの今日的評価

（「BOOK」データベースより）

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

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  • 月をみるもの

    読了日：2019/03/16

    シュリーマン大先生は（１）伝承（文献学）と発掘（考古学）を劇的な形でリンクさせた（〜森浩一タイプ）（２）後半生で学問への夢を実現した（〜伊能忠敬タイプ）、、と２重の意味で憧れの対象であるわけだが、ここに残されたスケッチをみるだけで彼がタダモノではないことは明らかである。まあ目標は高いほうがいいもんな。

  • Book shelf

    読了日：2015/04/26

    天理参考館にて展示されたカタログ。これまで紹介したシュリーマン関連本で、共通することは、彼はアカデミック出身ではないため、自ら情報を発信し、社会に認められる必要があったことをよく理解していたことに対する評価。シュリーマンの発掘では黄金のマスクなど財宝が注目されがちではありますが、本書ではそれらに関してはほとんど触れられていません。それを期待するとモノ足らないかもしれませんが、100年以上前の報告書の資料などを見ることは滅多にないため、本書ではその報告書の図版の美しさを堪能するべきでしょう。

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