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心と脳の正体に迫る 成長・進化する意識、遍在する知性

天外伺朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569641805
ISBN 10 : 4569641806
Format
Books
Release Date
September/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメーバや植物、細胞にも「心」はあるのか。ロボットが「意識」を持つ日は訪れるか…。脳科学、量子力学、深層心理学など、知の最前線を駆使し、奔放な発想、大胆な仮説で「心・脳・意識」の謎に迫る。

【著者紹介】
天外伺朗 : 本名・土井利忠。1942年、兵庫県生まれ。ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所所長。工学博士(東北大学)。大学で電子工学を専攻し、ソニー研究所で先端技術の研究開発に携わる。フィリップスと組んだCD共同開発者、エンターテインメント・ロボット「AIBO」の開発責任者をつとめた。その経験をいかして科学技術評論、人材開発論にも健筆を振るう。2004年より、人々が病気にならないように指導し、生まれてから死ぬまでをケアする「ホロトロピック・センター」を病院に代わる概念として推進するネットワーク「ホロトロピック・ネットワーク」を主宰

瀬名秀明 : 1968年、静岡県生まれ。東北大学大学院薬学研究科博士課程修了。1995年、『パラサイト・イヴ』(角川ホラー文庫)で第2回日本ホラー小説大賞受賞。1998年、『BRAIN VALLEY』(角川文庫)で第19回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あっきー

    ⭐4 記憶は脳ではなく別の場所に保存されているというアカシックレコードやユングの集合的無意識など自分の大好物のテーマがてんこ盛りだ、紹介されている「フィールド 響き合う生命・意識・宇宙」リン マクタガート、「永遠の哲学―究極のリアリティ」オルダス ハクスレー、「デカルトの密室」瀬名秀明は早く読んでみたい、怪しいところは差っ引く必要はあるが天外の対談は刺激的で面白いな

  • Humbaba

    一つの物事を突き詰めて考えていくと、全く別のものとつながってくる。また、ある問題をとこうと思ったら、それまで全く関係ないと考えられていた分野の知見が役に立つこともある。仮にすぐには役立たなかったとしても、今まで受けたことのない方面から刺激を受けることはそれだけでも充分に有用といえるだろう。

  • 犬こ

    対談集。AIBOの開発者である天外さんを初めて知ったのですが、多才な知識人です。ロボット開発はただ工学の知識を所持するだけに留まれず、ロボットを動かす真髄である脳を知るには脳科学、脳死、心理学、人間の進化、哲学、宇宙、悟りの世界にまで話が至ります。科学者が哲学にたどり着きがちなのは、それこそ宇宙の摂理なのかもしれません。

  • シン

    面白かった。勉強になった。

  • iiacco

    意識の定義が「自分の今ある状態や周囲の状況などを正確に認識できている状態のこと」をいうのなら、植物には意識があるように思う。「バクスター効果」については正直半信半疑な所があるけど、植物の根が障害物を事前に避けながら進んで行くという、一種の予測・予知ともいえる能力を備えているという事実には驚きました。

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