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「生存」の歴史をつなぐ 震災10年、「記憶のまち」と「新たなまち」の交差か

大門正克

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784881161272
ISBN 10 : 488116127X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

震災で断ち切られた痕跡をたずね、暮らしを営む「生存」のあり方をみつめ、歴史をつなぐ回路をさぐる。3.11後、陸前高田を訪れ、震災・復興に向き合う人びとの声を聞き、対話を重ね、共に考えつづけた、10年におよぶ「歴史実践」の記録。

目次 : 第1部 復興の取り組みと地域構造の変化(市民と共に歩んだ陸前高田・復興の一〇年―自治体労働運動と市民性の蓄積/ 陸前高田の地域形成史と震災復興の地域構造)/ 第2部 陸前高田で人が育ち、暮らすということ(「高田の保育」が映し出す「子どもの世界」/ 陸前高田の「子どもの世界」―新しい居場所としての陸前高田市立図書館)/ 第3部 陸前高田の歴史とあゆむ(地域の姿を記憶・記録する―多様な試み/ 陸前高田に移り住む―未来への選択)/ 第4部 歴史実践としての「生存」の歴史(「生存」の歴史を「つなぐ」ということ―私たちの「歴史実践」の中間総括/ 「東北フォーラム」の軌跡を振り返る―歴史学のなかの「生存」の歴史学)

【著者紹介】
大門正克 : 1953年生まれ。早稲田大学特任教授/歴史学、近現代日本社会経済史

岡田知弘 : 1954年生まれ。京都橘大学教授/経済学、地域経済論、地域形成史

川内淳史 : 1980年生まれ。東北大学教授・NPO法人宮城歴史資料ネットワーク/歴史学、近現代日本の地域史、資料保全論

河西英通 : 1953年生まれ。広島大学名誉教授/歴史学、近現代日本の社会・文化論

高岡裕之 : 1962年生まれ。関西学院大学教授/歴史学、近現代日本の社会・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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