世界の歴史 1 人類の起原と古代オリエント 中公文庫

大貫良夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122051454
ISBN 10 : 4122051452
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,673p

内容詳細

人類という生物の起源はどこにあるのか。文明はいかに生まれ発展したのか。最古のヒトの発見や世界中に移動した古代人の痕跡、メソポタミアやエジプトで発展した大文明の遺跡や発掘資料をもとに人類史の謎に迫る。

目次 : 第1部 人類文明の誕生(人類のはじまり/ 食料生産のはじまり/ 文明の誕生/ 文化と文明)/ 第2部 都市と帝国(メソポタミア文明の誕生/ 都市の境界をこえて/ 人びとのくらし/ アッシリアとフリ人の勢力/ 国際関係の時代/ 大帝国の興亡)/ 第3部 ナイルが育んだ文明(エジプト文明の成立/ 官僚制国家への道/ オリエントの国際政治のなかで/ 栄光と衰退)

【著者紹介】
大貫良夫 : 1937年、東京都生まれ。60年、東京大学教養学部文化人類学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、野外民族博物館リトルワールド館長、東京大学名誉教授。先史・文化人類学を専攻

前川和也 : 1942年、山口県生まれ。64年、京都大学文学部史学科卒業。京都大学人文科学研究所教授などを経て、国士舘大学21世紀アジア学部教授。シュメール学を専攻

渡辺和子 : 1951年、東京都生まれ。74年、東京大学文学部宗教学科卒業。現在、東洋英和女学院大学教授。専攻はアッシリア学、宗教学

屋形禎亮 : 1937年、大分県生まれ。60年、東京教育大学文学部西洋史学科卒業。東京教育大学助教授、信州大学助教授を経て、信州大学教授。2003年退官。専攻はエジプト学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    世界史の本は昔から何度も読んできています。この前身の中公版の世界史16巻も家にあったので2回ほど読んでいます。貝塚茂樹先生の監修であって物語的な感じで読みやすかった印象です。今回のこれも再読ですが、かなり昔の話なので遺跡関係や著名人にしても国王くらいしかいないので読みやすく感じます。三大文明のエジプトや古代オリエントが中心で、衣食住生活などについてもかなり詳しく書かれています。

  • スター さん

    労作だと思うけど、私には少し難しかった💦 ピラミッドの話は興味深かったけど。

  • MUNEKAZ さん

    人類の誕生から古代オリエントの興亡まで。4人の著者によるリレー形式の執筆だが、全体として抑制的な筆致は変わらず、違和感なく読める。強いて挙げるなら先史時代を手掛ける大貫氏が、文明の誕生としてアメリカ大陸にも分量を割いており、オリエント中心史観に対する異議申し立てなのかなと。まぁでも文字が残っている分、古代オリエントのクリアさはやはり際立っていて、何千年も前の人々の心性まで伝わってくるのは面白い。古代バビロニアの「正義」が、本来あるべき姿に戻すことにあり、徳政令が出されたなんて、中世日本と同じではないか。

  • 白義 さん

    人類が誕生してから、古代オリエントを中心にどのように「文明」や「国家」と呼ばれる巨大な単位を作り出して交流していったのか、まさに人の歴史の開幕を感じることができる通史の一巻。固有名詞こそ馴染みにくいが、説明は平易でスタンダード。新しい中央公論新社の世界史シリーズとしてよく精査されて執筆したことがわかる。オリエントの都市国家同士の覇権争いとか、古代エジプトの宗教、政治革命とその後の展開など、わかりやすい読みどころとしての劇的な展開もしっかり補充できて、数冊分の情報量があるので今後も読まれ続けるであろう一冊だ

  • Mzo さん

    シリーズ全巻読んだので、今度は1巻からゆっくり再読することにしました。正直あまり興味のある時代ではないけれど、時々小説で使われる元ネタがあったりして、おっと思う。ルーシーとか。

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人物・団体紹介

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大貫良夫

1937年東京生まれ。野外民族博物館リトルワールド館長。東京大学名誉教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専攻はアンデス考古学。60年のコトシュ遺跡発掘以来、ラ・パンパ、ワカロマ、セロ・ブランコ、クントゥル・ワシ遺跡の発掘を通してアンデス文明形成期の研究を行う

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