大石芳野写真集 長崎の痕

大石芳野

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865782196
ISBN 10 : 4865782192
フォーマット
出版社
発行年月
2019年03月
日本
追加情報
:
287p;22

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読書メーターレビュー

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  • たまきら さん

    夫が借りてきた本。20代の頃貧乏旅行で訪れた長崎という美しい街と、あの独特の夏の雰囲気を忘れられないでいる。混沌としていて、多様な文化や宗教、人種を原色のままおおらかに懐に入れたような…。そこに大きく残る大きな「痕」、原爆。大きく傷ついた、はかなくも力強い生き残った者たちの記録です。生き残ること、かくさず、ありのままに生きていくこと。子猫七匹が駆け回る中、すべての命について考えていました。

  • かおりんご さん

    写真集。一人一人の体験が、読んでいて心に突き刺さる。家族を全て失ってたった一人生き残ったり、原爆のせいで差別を受けたり、孫の代で障害がでたりと、なんとも言えない気持ちになる。当時の悲惨な写真はないので、グロテスクな描写が苦手な人でも手に取りやすいとは思う。長崎の日を前に。

  • チェアー さん

    笑顔もある。静かな顔もある。しかし、みんな怒っている。なぜ自分が、家族が苦しみ続けねばならないのか。そして、新たに苦しむ人を作ろうとするのか。その怒りは政治家だけに向けられているのではない。いまなお続く被害に知らんぷりを決め込む私達にも向けられている。 復興を急いだ長崎には原爆遺構が少ないという。日本のトップは足元に埋まる骨の上に立って何を語ったのか。彼らの許しを得ることはできていまい。

  • Tsuneyuki Hiroi さん

    この写真集に、私の小学1年生の頃の担任Y先生の姿があった。Y先生との思い出、意気地なしの私に優しくも厳しく接してくださったことをほのかに思い出す。字が綺麗で、お歌の上手な先生だった。もう40年以上も前の話。ご存命だったのか。そしてこんな過去を背負っておられたのか。 お知り合いのKさんも見つけた。今でも精力的に活動されている姿には頭が下がる。 私も、長崎の山里小学校の出身。そのこともあってか、長崎の原爆関連のことが心にとまる。この日さんさを繰り返さないために、何ができるのか、考えよということだろう。

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人物・団体紹介

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大石芳野

写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。元東京工芸大学芸術学部教授(現在は客員教授)。戦争後を見つめるドキュメンタリーを手がけ、ベトナム戦争の被害者や広島、長崎の被爆者への取材を続ける。ニューギニアなど人びとの暮らしに寄り添う作品にも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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