子どもの目が危ない 「超近視時代」に視力をどう守るか NHK出版新書

大石寛人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140886571
ISBN 10 : 4140886579
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
187p;18

内容詳細

スマートフォンやタブレットの使用、ゲームのやり過ぎによって、眼球が伸びてしまう「軸性近視」が急増している。科学的根拠のある治療法から、生活習慣の見直し、メガネ・コンタクトレンズの正しい選び方まで、子どもの視力を守る上ですべきこと・できることを、世界水準の研究と眼科専門医への徹底取材をもとに紹介する。衝撃のNHKスペシャルを書籍化。近視の大人も必読!

目次 : 序章 超近視時代の“常識”を更新しよう(近視対策はメガネをかける(コンタクトレンズをつける)だけですむのか?/ 近視は遺伝だから、どうしようもないのか? ほか)/ 第1章 子どもの目に異変が起きている―知られざる“8割近視”の実態(休校明けに視力低下の子どもが増加/ 史上最悪の視力低下の背景 ほか)/ 第2章 近視はなぜ危ないのか―合併症からうつ病まで(眼圧が正常でも失明寸前に?/ 近視が高める眼病のリスク ほか)/ 第3章 海外に学ぶ最新の近視対策―治療・予防法はここまで進んでいる(近視の進行を抑える目薬の発見/ 低濃度アトロピンの効果は日本国内でも! ほか)/ 第4章 「過矯正」が近視を悪化させる―メガネ(コンタクトレンズ)の本当の選び方(子どもも「眼精疲労」に陥る/ 「合わないメガネ」のチェックリスト ほか)

【著者紹介】
大石寛人 : NHK制作局・第3制作ユニット(科学)番組ディレクター。筑波大学大学院数理物質科学研究科(博士前期課程)修了後、2011年にNHK入局。広島局・福井局を経て現部署へ。NHKスペシャルやクローズアップ現代、ガッテン!、サイエンスZEROなどの番組を担当し、「防災」「原子力」「近視」などのテーマを中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のり さん

    子供らの視力が落ちてきたので、気になって読んでみた。スマホやタブレットの普及で、近くの物を見てる時間が長いのが、近視が増えてる原因。少しでも防ぐには、外での活動を1日2時間以上確保すること。太陽の光がいいらしい。物を見るときは30p以上離すこと。20分近くを見る作業をしたら、20秒遠くを見る、とか、いろいろ気をつけたらいいことがわかった。

  • りょうみや さん

    近視について最新の知見が一通り分かりやすく網羅されている。まずは近視のメカニズム、不可逆な症状ということがよく分かる。スマホ、ゲームは確かに近視の要因だけど、目から離して定期的に遠くを見れば眼への負担はだいぶ違う。そして眼にとって太陽光を浴びる影響がとても大きいということ。一日2時間以上を推奨されている。確かに屋外で過ごす時間が今の子達はだいぶ減っている。うちの子もこの辺を意識したい。日本は他国と比べ国としての子供の近視対策をしていないということなので早く変わってほしいところ。

  • じん さん

    とにかく近くをずっと見すぎるのがよくない。子どもはできるだけ外で過ごす。できれば大人も。実際には、なかなか難しいですけどねー。必要な情報は本やネットからだし、仕事はパソコンだしねー。日々の生活習慣の積み重ね。デジタルデバイスとの付き合いかたよ。

  • のぶ さん

    身長、学力、売上…基本的に「伸びる」のはイイことで、伸びて困るのはラーメンぐらいのものだ、と思ってた私ですが、目玉も、伸びる(つまり寸法が変わる)と困るのですね。近視というのは水晶体を引っ張る筋肉のピント調整能力の問題だと思い込んでたのも、昔の知識だった、人体というのはもっと複雑なものだった、というのを学びました。近年の子供の視力低下の動向には電子機器の普及などの社会的要因(恐らくコロナも)の影響も大きいようで、問題は複雑で、自分の子供の目を守ってやるのも一筋縄で行かない、薄いけど問題提起の多い本でした。

  • はやたろう さん

    ここ数年急速に子どもの視力低下がすすんでいる。視力に関して、昔から言われていることには間違いもある。正しい知識と視力低下にどう対処するのか。

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大石寛人

NHK制作局・第3制作ユニット(科学)番組ディレクター。筑波大学大学院数理物質科学研究科(博士前期課程)修了後、2011年にNHK入局。広島局・福井局を経て現部署へ。NHKスペシャルやクローズアップ現代、ガッテン!、サイエンスZEROなどの番組を担当し、「防災」「原子力」「近視」などのテーマを中心に

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