沖縄は未来をどう生きるか

大田昌秀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000611442
ISBN 10 : 4000611445
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
佐藤優 ,  
追加情報
:
283p;19

内容詳細

戦後七〇年、「復帰」四四年、米兵による少女暴行事件から二〇年。辺野古の海で新基地建設に抵抗する人びとに振るわれる日本国家の暴力は、歴史の深層に横たわる沖縄への構造的差別を炙り出した。しかし、いま沖縄の人びとはその差別を打ち返し、「沖縄人」としての声をあげ、自らの未来を開こうとしている。鉄血勤皇隊として沖縄戦を体験した元知事と、久米島に母方のルーツを持つ作家が、琉球処分から「復帰」、現代にいたる歴史をたどりつつ、沖縄の課題、そして未来への展望を語り合う。

目次 : 第1部 「沖縄の歴史」を知ることの意味(変動の時代に問われるもの/ 独立/復帰―基地という重石の下で/ 正義闘争から政治闘争へ―「勝つ」ということ/ 歴史の闇に隠された沖縄戦/ 日本の差別偏見が噴出した沖縄戦)/ 第2部 沖縄の自己決定権(「反沖縄」ビジネスに対抗する知的闘争力を/ いくどでも「沖縄戦に立ち返る」こと/ 政権交代が開いた可能性とその反動/ 「過剰同化」を超え沖縄の声を届ける/ 普天間問題の存在論を問う/ 日米合意という実現されない空手形/ なぜ辺野古移設は実現しないのか/ 知恵の力で未来を開いていく)

【著者紹介】
大田昌秀 : 1925年沖縄県久米島生まれ。沖縄国際平和研究所理事長。早稲田大学教育学部卒業後、シラキュース大学大学院修士課程修了。琉球大学法文学部教授、同学部長を経て、第4代沖縄県知事(1990‐98年)、参議院議員(2001‐07年)を務める

佐藤優 : 1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。外務省入省後、在モスクワ日本大使館、本省国際情報局等に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kawa さん

    佐藤氏・言「いちばんの問題は構造的な差別…差別を行っている側は、差別者の認識を持っていない…今後沖縄はそれを理解させるような闘いを展開…それは大田先生が『醜い日本人』と指摘した日本人のあり方を解放する」と。内地日本人として、無意識な差別者として、知らなかった論点の数々の指摘が恥ずかしくも情けない。衝撃的な考察が多数で沖縄について認識を新たにする良書、いや激書。

  • emi さん

    様々な沖縄の歴史の本を読んできた最後の締めくくりは、未来をどう生きるかというテーマ。佐藤優氏が久米島生まれだったとは知らなかったが、外務省時代の経験から出てくる提案がなかなか的を得ているというのか、新しい目線であったようにも思う。もっと中央政権に沖縄人を入れるべきというのは確かに現実的。非武装中立国という発想は、佐藤氏には実際には難しいと言われていたけれども、できるならいいのではないか。沖縄は誰にももう干渉なんかされたくないと思うし、その必要は初めからなかった。独自の国家で生きてきたのだから。

  • Isamash さん

    第4代沖縄知事(1990-98)参議院議員(2001-07)の太田昌秀と佐藤優の2016年発行の対談書。沖縄戦の史実、戦後史、米軍基地移転への政府対応を踏まえ、本土人による沖縄への差別を浮き彫りに。佐藤氏の沖縄人への戦略提言が印象に残った。官僚の策略的な論理の立て方の正確な把握、分断化への抵抗、反論に徹し代変え案を提示しない(それは中央官僚や政府のやること)、国際的世論への訴え(地域差別は世界的に存在)、長期的な人材育成(沖縄出身の中央官僚を育生)、独立運動は不適切もそれを可能とする人材や産業の確保、等。

  • Isamash さん

    再読。長年に渡る沖縄への差別が、日本人として何とも腹立たしく感じた。また、沖縄戦の実態、牛島司令官の死亡日さえ確定されていないことに愕然とする。事実を示す文章をきちんと残さず歴史を修飾したがるエライ奴らの精神風土に嫌悪感。教育で、何とか変えられないものか。沖縄の米軍基地設置は地理的に合目的とも思ってもいたが、対中国を考えると近過ぎて、集中化はとても危険と思えてきた。グアム移転や本土への一部移転は軍事的側面のみから考慮しても、有りと思ってきた。他県でどこも希望しないのなら、我が東京都こそが引き受けるべきか?

  • gtn さん

    危ないところだった。この書を読まなければ、沖縄人の心を代弁する政治基盤に偏見を持ち続けるところだった。

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