一神教全史 上 ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の起源と興亡 河出新書

大田俊寛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309631653
ISBN 10 : 4309631657
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
400p;18

内容詳細

宗教とは何か?それは、共同体を作り上げるために必要とされる「フィクション」である。そして世界史は、一神教的な信仰を基盤として築かれた共同体が、段階的に構造を変化させることによって形成されてきた。宗教の基礎を的確に捉えた上で、一神教の思想史を縦横に語る圧巻の講義録。まず上巻では、ユダヤ民族が困難な境遇のなかから唯一神の信仰を案出した過程、世界宗教としてのキリスト教の成立、ローマ帝国やゲルマン系諸族との関係性、イスラム教の出現と拡大、カトリック的教皇主権体制の確立について論じられる。

目次 : 第1講 イントロダクション―宗教思想史の正当な理解を求めて/ 第2講 ユダヤ教の歴史1―原初の遊牧生活からダビデ王の治世まで/ 第3講 ユダヤ教の歴史2―王国の発展からバビロン捕囚まで/ 第4講 キリスト教の発端―イエスの福音とパウロの教会論/ 第5講 キリスト教とローマ帝国の関係―エウセビオスの政治神学、アウグスティヌスの神国論/ 第6講 西ヨーロッパのキリスト教化―教皇制と修道制の形成、カール大帝の宗教政策/ 第7講 イスラム教の歴史1―ムハンマドの生涯と思想/ 第8講 イスラム教の歴史2―イスラム帝国の形成/ 第9講 中世ヨーロッパにおける教皇主権の理念―神聖ローマ帝国の成立から十字軍まで

【著者紹介】
大田俊寛 : 1974年、福岡県生まれ。宗教学者・思想史研究者。博士(文学)。埼玉大学非常勤講師。キリスト教を中心とする宗教思想史を研究するほか、オウム真理教問題を含む現代宗教論も手掛ける。昨今は、リベラル・アーツの内実に関する再考を重ねている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品