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物語介護保険 上 いのちの尊厳のための70のドラマ

大熊由紀子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000253079
ISBN 10 : 4000253077
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan

Content Description

高齢者は全て家族で面倒を見るのが当然とされてきた福祉のあり方を抜本的に改め、介護の社会化への道を切り開いた新保険制度。誕生の背景と導入の過程を、人間のドラマとして描き、介護福祉のあり方を問う。

【著者紹介】
大熊由紀子 : 東京大学教養学科卒業後、朝日新聞社入社。女性初の論説委員として、医療、福祉、科学、技術分野の社説を17年間担当。大阪大学大学院教授を経て、国際医療福祉大学大学院教授。障害者欠格条項をなくす会共同代表。福祉と医療、現場と政策をつなぐ「えにし」ネット・志の縁結び係&小間使いを名乗り、ホームページや「えにしメール」で幅広いネットワークを実現。実践的な問題提起を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すのす

    介護保険制度の誕生について、それに深く携わった筆者による、熱い物語。制度史というよりは、省庁・自治体・医療従事者・福祉従事者・現場の方などの「人」に着目し、老人福祉の在り方を真面目に考えていたこれらの方々が、それぞれ何を考え、どう行動し、どこで出会い、そして運命が変わって行くか、を、軽快な筆致で活写したもの。一応Web上でも公開されているが、加筆増補されているとのことなので、紙の本の方も購入した。国の制度として新たな制度を一つ立ち上げるのに、これだけダイナミズムを持って動けるというのもそうそうないだろう。

  • A.Sakurai

    親の介護に備えて制度の勉強を始めた。すると、どうも仕組みに日本らしからぬ肌触りがある。そこで制度がどういう意図と原理を持って作られたのか知りたいと読んでみた。著者は新聞記者なのに文章が下手だと自分で書いているぐらいで、おおよそ時間軸なのだが内容は行きつ戻りつ、全体も見えにくい。でも、ウゾウゾ蠢いていた活動が芽を出し、行政が動き、運にも助けられて、かなり革新的な考え方を背景にした制度が生まれてきたことは分かる。ちなみに、ちょうど今日、介護保険法は発足以来の大幅改正が議決された。

  • MANGA

    介護はやはり政治に翻弄されているんですね。

  • 月宮殿

    介護保険の成立に深く関わってきた著者ならではのエピソード集。キーパーソンたちの横顔が垣間見れるのが魅力だが、全体像の把握は難しいかも。「歴史書」もそろそろこの分野に必要かもしれない。

  • Akio Kudo

    ★★ 前編と後半に分けられている。かなり長いが、冗長で飽きる部分は否めない。当時の人の思いや情熱は分かるが利用者の顔を写真に載せる無神経さは違和感あり

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