“世界史”の哲学 3 東洋篇 講談社文芸文庫

大澤真幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065336465
ISBN 10 : 4065336465
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
789p;16

内容詳細

一二世紀頃、経済・政治・軍事、あらゆる点において最も発展した地域であったにもかかわらず、その後、主導権と覇権を握ったのは、中国ではなく、アメリカを含む西洋諸国だった。どうしてなのだろうか。その原因を中国社会の特異性、インドのカースト社会、仏教と一神教との相違など、精緻な思想で読み解く。イエスの死を根底に置き西洋文明の成長を描いた「古代篇」「中世篇」に続く第三弾。

目次 : 世界史における圧倒的な不均衡/ 新大陸の非西洋/ユーラシア大陸の非西洋/ 受け取る皇帝/受け取らない神/ 「東」という歴史的単位/ 解説としての自由/ 二つの遍歴集団/ カーストの内部と外部/ 救済のための大きな乗り物/ 「空」の無関心/ 曼荼羅と磔刑図/ インドと中国/ カーストの基底としての贈与/ 闘争としての贈与/ 自分自身を贈る/ 双子という危険/ 贈与の謎を解く/ 供犠の時代の調停的審級/ 国家に向かう社会/国家に抗する社会/ 三国志の悪夢/ 驚異的な文民統制/ 国家は盗賊か?/ 華夷秩序/ 人は死して名を留む/ 皇帝権力の存立機制/ 「母の時代」から「父の時代へ」、そしてさらなる飛躍/ 文字の帝国/ 漢字の呪力:「天子」から「神の子」へ

【著者紹介】
大沢真幸 : 1958・10・15〜。社会学者。長野県松本市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。『ナショナリズムの由来』で毎日出版文化賞、『自由という牢獄』で河合隼雄学芸賞を受賞。現在、個人思想誌『大澤真幸THINKING「O」』刊行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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