葛藤する刑事たち 警察小説アンソロジー 朝日文庫

大沢在昌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022649386
ISBN 10 : 4022649380
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
414p;15

内容詳細

銀行強盗の訓練で起きた出来事の顛末(「共犯者」)。殺人犯が改心した理由とは?(「手紙」)。数多ある警察小説を黎明期から覚醒期まで3期に分け、各時代の名手による傑作短編を厳選したアンソロジー。信念を貫きながら組織で揺れ動く等身大の刑事の姿が、多彩に浮かび上がる。

【著者紹介】
村上貴史 : 1964年東京都生まれ。書評家。慶應義塾大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    黎明期・発展期・覚醒期に分けた9人の作家の短編警察小説の豪華アンソロジー!既読の作品もあるのに新鮮に読めてしまう。解説では『警察小説は隆盛』とある。注目すべき21世紀のおすすめの作品・作家、どれも好きだ。時代とともに犯罪が多様化して、刑事は大変だろうと想像するが未解決事件は小説の中だけにして欲しい。この先も面白い警察小説を期待したい。

  • KAZOO さん

    警察小説というか刑事が活躍する短編小説を松本清張の黎明期から最近の誉田哲也まで3期に分けてのアンソロジーです。いくつか既読のものもありますが、どなたが選択したか結構楽しめました。月村さんのSF的な作品もあったり、逢坂さんのコミカルなものや誉田さんの姫川班の話などあってバラエティに富んでいます。

  • ずっきん さん

    警察小説を、黎明期、発展期、覚醒期と分けて、それぞれ3編ずつ。文字通り変化していくのが面白い。発展期の大沢さんの「老獣」はこのアンソロの中では異色ながらすごく好み。覚醒期の月村さんは【火宅】からまさかの「焼相」機甲兵大暴れで覚醒にもほどがある(サイコー♪) 松本清張作品はパイオニアにして古典。ところでこの頃(1955年)の女性の口語って、本当にリアルで「〜ですわ」「〜ですのよ」「〜なさって」だったんだろうか。他作品でもよく見かけるんだけど、地方出身者なので謎。読むたびにフランス書院のヒロインかと見紛う。

  • ゆみねこ さん

    警察小説を黎明期・発展期・覚醒期に分け、それぞれの時代の名手の傑作を厳選。松本清張は今読んでも面白い。逢坂剛さん、横山秀夫さんの作品も良かった。誉田さん「手紙」、姫川玲子に会えて嬉しかった!

  • papako さん

    刑事でアンソロジー、読みたくなりますよね。『黎明期』『発展期』『覚醒期』と三つに分けて紹介されていて、黎明期の大御所の作品が楽しめた。松本清張作品もっと読んでみようかしら。発展期の三作品はなぜこれが選ばれたのか?アンソロジーだから、こういうのがいいのか。覚醒期の三編は既読でした。警察小説が書かれるようになって、70年。警察内部の腐敗とか対抗意識とか、これからも変わらないんだろうな。年代ごとの紹介、楽しめました。

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人物・団体紹介

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大沢在昌

1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説協会大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学

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