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新宿鮫 長編刑事小説

Arimasa Osawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334724436
ISBN 10 : 4334724434
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1997
Japan

Product Description

ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島…。登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感!超人気シリーズの輝ける第1作。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    約20年以上も前に読んだ時は心躍る内容と感じ、シリーズにどっぷりハマったのは今となっては懐かしい話。約20年の時を経て、本作は「孤独をヒーロー化したいという願望(≒鮫島)」と「孤独に苦悩するリアリティに寄り添ってほしいという願望(≒エド)」の二面性が終始語られている文学的内容を包括しているのではないかと思いました。

  • 遥かなる想い

    一気に読める本だから、という理由で薦められ読んだ。破天荒な刑事の世界は面白かったが、あまり記憶に残る話ではない。軽く読めるのはよい。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    鮫島警部。ロック歌手の晶が恋人。なぜ1種合格なのに本庁にいないかの理由が突飛。事実は小説より奇なりなので実際の方がもっと変なことがあるのだろう。銃の密造事件と密造銃を使った連続殺人事件を追う。直木賞作品かと思って読んだ。実際にはIVが直木賞。順に読むか次にIVを読むか迷う。著者は名古屋出身。

  • 修一朗

    警察小説好き,ハードボイルド好きなら新宿鮫を読んでなきゃモグリだとか。というわけで遅ればせながら,初大沢在昌。スピードがあって文章の無駄がなく,登場人物のキャラもしっかり,銃の豆知識もついてしまう。コリャ私が好きなエンタ小説の王道だ。キャリアなのにはみだし一匹狼刑事,という魅力的なキャラを創出できたことがミソなわけですね。箱型携帯電話,留守番電話,と昔懐かしいアイテムが出てきました。24年前の小説ですもんね。このシリーズ,10作ある。4作目が最高傑作といわれているけど,じっくりと順番に読んで行こう。

  • bookkeeper

    ★★★★☆ 初読。公安の昏い秘密を知るが故に警察組織で孤立し、支援無く単独捜査する"新宿鮫"のシリーズ第一作。連続警官殺傷事件を追う。  やくざも恐れる鮫島ですが、上司の桃井や恋人の晶など応援してくれる人がちゃんといて、その絆にほっとさせられます。中盤で生命の危機に陥り、恐怖に震える、その人間味も良いですね。雨の夜、歌舞伎町のコマ劇場界隈を疾走している雰囲気が香ります。 「あんたはやっぱりバカマッポだね。正義漢ぶって、怪我しても、殴られても、俺がやんなきゃ誰もやんないって、法律しょって、つっこんてくんだ」

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