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アルバイト探偵 角川文庫

Arimasa Osawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041009024
ISBN 10 : 4041009022
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan

Content Description

冴木隆は広尾に住む適度な不良高校生。父親の涼介はずぼらで女好きの私立探偵。噂によると元諜報員で凄腕らしいのだが…。そんな父に頼まれて隆はアルバイト・アイ(探偵)として街を駆け巡る。若い未亡人からの依頼は死んだ夫・康吉が遺していた娘の捜索。遺産を分け与えたいと言う。だが康吉は戦後最大の強請屋で、あらゆる有力者の弱点を握り、その情報=遺産は日本を揺るがす力を秘めていた!(『相続税は命で払え』)。

【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞を、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『新宿鮫無間人形』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞を受賞。10年、日本ミステリー文学大賞を受賞。ハードボイルド、冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紫綺

    ずっと前に読んだ「アルバイト探偵(アイ)」の改題版。大沢作品の中でも私の大好きな「アルバイト·アイ」シリーズ♪高校生なのにクールで腕が立ち、ウィットに富んでる冴木隆のキャラが立っている‼連作短編で読みやすい。

  • おかむー

    初出が1986年ということで、懐かしいバブルの香りとがんばって若ぶって書いてる感満載のハーフボイルドものですね。『可もなし不可もなし』。元凄腕工作員の私立探偵を父に持つ高校生・冴木隆。いい加減で自堕落な放任主義の父に呆れながも、アルバイト探偵として様々な事件に関わってゆく。親子そろってちゃらんぽらんながらも荒事に強く、女あしらいも手馴れたもの、仕事はきっちり締めてみせるというラノベでも違和感ないようなヒーロー像は、チープさがぷんぷん漂うながらも難しいことを考えずに気楽に読むにはよい感じですよ

  • nz

    連作短編なので、サラッと読めます。ライトな読後感。シリーズモノなのですね。「自動車電話」、「電話ボックス」、「文部省」、、時代を感じるなーと思ったらやはり90年代ですか。東野さんの「タブレット」、「スマホ」、「ライン」満載の「疾風ロンド」を読んだばかりだったのでなおさら時代を感じました。高校生アルバイト・アイの一人称が「僕」というところがかわいいです。フラッと立ち寄った本屋さんで続編が売ってたら思わず手に取ってしまいそうです(*≧m≦*)

  • 白きゅま

    【再読アルバイトアイ改題】適度な不良高校生・冴木隆とズボラで女好きな私立探偵の父・冴木涼介が難事件に挑む、4編収録のライトハードボイルドアクション小説第1弾!ハードボイルドマニアの大家・圭子ママやクリストファー・リーのような風貌を持つ老バーテンダー・星野さん、元女暴走族のアタマで隆の家庭教師の麻里さんなど魅力的なキャラクターで、とても読み易い話しとなっています。「セーラー服と設計図」は最後意外な終わりで少ししんみりしてしまいますが、一番は「海から来た行商人」が好きです(^^)/13-40

  • rio

    高校生の冴木隆の父親は過去に謎を秘めている女好きな私立探偵。そんな2人が活躍するアルバイト探偵シリーズ第1弾。過去に発売されたものを出版社とタイトルを代えての再販版。再読にはなりますが、内容を忘れていたので初読の気分で楽しめました。冴木親子のドダバタや調査の過程で登場する危なげな登場人物との対決等、見処沢山で面白かったです。適度な緊迫感と笑いを込めたハードボイルドが良かったと思います。

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