近世日本邪正論 江戸時代の秩序維持とキリシタン・隠れ / 隠し念仏

大橋幸泰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585320586
ISBN 10 : 458532058X
フォーマット
出版社
発行年月
2024年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
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内容詳細

近世日本で絶対的な「邪」とされた「切支丹」という言葉とそこから派生したイメージは、近世人の秩序意識をいかに支え、当該期の国家や社会にどのような矛盾をもたらしたのか―。
禁教下の江戸時代において、キリシタンたちは、潜伏活動のほか、寺や神社の活動に参加するなど複数の宗教属性をもち、さらに宗教的属性だけではなく、村民という世俗的属性をもって暮らしていた。「切支丹」と証明されなければ、現実の生活のなかで受け入れられていたのである。
潜伏キリシタンや隠れ念仏・隠し念仏など、近世日本の潜伏宗教をめぐる動向に焦点を当て、村社会でキリシタンと非キリシタンという諸属性が共存していた実態を示すとともに、治者がキリシタン禁制による社会秩序を維持するための諸政策をどのように行い、被治者がそれらをどのように受け止めたのか明らかにする。さらに、その近世秩序がしだいに解消され、異質な諸属性の共存状態も解体していく過程を跡付ける。

【著者紹介】
大橋幸泰 : 早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • らむだ さん

    Cf.

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    キリシタン禁制:弾圧政策 秀忠政権 宗門改 禁教令 秘密信仰 禁教政策 外圧対応 信徒監視 宗教弾圧 宗門改帳 民衆の信仰:潜伏キリシタン 隠れ念仏 共同体意識 村社会 伝承 信仰の変遷 宗教活動 祭り 結束 生活習慣 迫害回避 幕府の対応:治者と被治者 社会統制 禁教強化 類族改制度 取り締まり 戦略変更 権力構造 宗教政策 貿易規制 国際関係 寛容政策転換 地域管理 異端と正統:邪正観 異宗対策 宗教的対立 世俗権力 異端排除 信仰寛容 地域宗教 近世倫理 文化的影響 伝統維持 宗教的妥協 近世道徳観

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