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ISBN 10 : 4000612921
Content Description
戦前の皇民化教育の反省に立ち、戦後、「教育勅語」と「修身」を廃止して民主的な教育制度へと転換したはずの日本。だが実際には、戦後以降、「愛国心」教育を復活させようとする動きが続き、そしていま、「道徳」の教科化が開始されている。その歴史的経緯を丹念に解き明かし、今後の教育現場はどうあるべきかを鋭く問う。
目次 : 第1章 道徳の教科化とは何か/ 第2章 戦前の道徳教育を見る―修身と愛国心の評価/ 第3章 戦前の道徳教育は反省されたのか―戦後教育改革の「抜け道」/ 第4章 復活した国定の道徳教育―一九五八年「道徳の時間」特設/ 第5章 国定による道徳教育はなぜ問題か―批判と反対の声/ 第6章 愛国心教育の制度的漸進/ 第7章 安倍政権下の二四教育法と道徳教育/ 終章 「道徳」の教科化にどう向き合うか
【著者紹介】
大森直樹 : 1965年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育実践研究支援センター准教授。専攻は、教育学、教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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katoyann
読了日:2022/02/01
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
読了日:2024/11/02
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