NOVA 2021年夏号 河出文庫

大森望

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309417998
ISBN 10 : 430941799X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
429p;15

内容詳細

日本SF大賞受賞、芥川賞受賞作家から、初小説に挑む日本SF作家クラブ会長、日本ファンタジーノベル大賞受賞、ゲンロンSF新人賞・創元SF短編賞受賞の新鋭まで、10人が饗宴する日本SFの最前線。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そふぃあ さん

    「機巧のイヴ番外編」が載っていたついでに、長い間積んだままだった機巧のイヴ2巻を読んで、3巻を買ってきた。最近、積読を引っ張り出すきっかけが多い。酉島伝法の掲載作品はいつもと趣を異にしていたがやっぱり面白くて好きだなと思った。『ゲド戦記』を観ながら読んでいたので、主人公の居る館の奇妙さ不可思議さの臨場感が倍増して楽しめた。

  • Aminadab さん

    1年8か月ぶりの続刊。坂永雄一の蜘蛛SFが力作。蜘蛛という節足動物は昆虫とちがい体の仕組みが4億年前から全然変わらないのに吐き出す糸だけが進化してきた。その点で文化を生み出す人間と似ているのだという。野崎まど「欺瞞」はひどい(褒め言葉)。連れて行かれる着地点がどんなにひどいかは是非ご自分で読んで下さい。あと斧田小夜。近未来のチベットを舞台とする天才畸人女性技術者の旦那選びと子育てSF。中国社会の閉塞感の中で変なテクノロジーを武器に喧嘩腰で世渡りしていく感じが新鮮。現代中国は本当にSF向きの社会だと思う。

  • yhirose254 さん

    スペースオペラからSFに入った爺さまは必ずしも現代日本のSFと相性が良くない。それでも、ここでないどこか、今でないいつかに連れて行ってくれる小説は心地よい。『「会社で。何か悪いことが起こった時。本当に悪いのは、社長に決まっているんです。そういう、本当に最終的な責任をとる為に、社長って職種は、あるんですから」(p136)』『「開戦を決めた人と、戦場にくる人が、違う人だから、じゃないかな」(p79)』

  • ノベツ さん

    ラスト4編が特に良いが、斧田小夜「おまえの知らなかった頃」が圧巻。これが新人だなんて。割と力業のお話だが、ハイテク、復讐、ファンタジー要素が相まって面白い。 長文感想↓ https://note.com/nobetsu/n/n5ed23565fc53

  • 臓物ちゃん さん

    大森望をようやく日本SF作家クラブに入会させた豪腕会長・池澤春菜の宇宙SFをはじめ、「コンビニエンスなピアピア動画」「最後にして最初のアイドル」に連なる坂永雄一の本格蜘蛛SF、山本弘「地球から来た男」を彷彿とさせる酉島伝法の本格人間SF、さらにはやりやがったとしか言いようがない野崎まどの最新作など、旬のSF作家が好き放題に暴れまわったアンソロジー。新人・斧田小夜は初読みだけど、ベテランに引けを取らない麗しさと強みを持っていて素敵です。柞刈湯葉による身も蓋もない宇宙戦争が一番好きかな。オススメ。

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人物・団体紹介

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大森望

1961年、高知市生まれ。京都大学文学部卒。翻訳家、書評家、SFアンソロジスト。責任編集の『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。共編の“年刊日本SF傑作選”全12巻で第40回日本SF大賞特別賞受賞。「ゲンロン大森望SF創作講座」主任講師(本データはこの書籍が刊

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