文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編

大森望

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784891947743
ISBN 10 : 4891947748
フォーマット
出版社
発行年月
2008年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,323p

内容詳細

これ1冊読めば、この1年の文学賞受賞作と周辺事情がわかる。選考の謎、受賞のロジック、おなじみ「選評」評…。第3回「メッタ斬り!」大賞に加え、新人賞もスタート。長嶋有氏・石田衣良氏との座談会など掲載。

【著者紹介】
大森望 : 1961年生まれ。SF翻訳家・評論家。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」木曜レギュラー

豊崎由美 : 1961年生まれ。ライター。「GINZA」「本の雑誌」「TV Bros.」「文藝」などで書評を多数連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • めしいらず さん

    この版に限らずだが、世間で高く評価される随分前から、ちゃんとその作家に目をつけているメッタコンビの慧眼ぶりは素晴らしい。田中慎弥、西村健太、津村記久子、円城塔、川上未映子各氏などが好例である。そんなことより、である。毎度辛い採点が並んだ巻末の採点表。今回は軒並み高い点数と、賞賛の言葉が目に付く。まさかのメッタ褒め。中にはこの作品が何故と思われるものも。今までを知っているから、この違和感は拭い難い。なんらかの圧力があったのだろうかとつい邪推したくなる。そして最終版の「ファイナル」では採点表は省かることに。

  • to_ko さん

    ★★★★★ 冒頭の大森&豊アコンビと 長嶋有、石田衣良の対談に始まり、芥川賞・直木賞の受賞作予想、各文学賞の選評・選考委員をメッタ斬り、本書オリジナルの“文学賞メッタ斬り”新人賞と大賞の選考。。。と、最後まで飽きることなく面白く読めた。これまでのシリーズの中で一番好きかも。

  • naobana2 さん

    乳と卵が受賞した頃の話です。みんなたくさん読んでるな。

  • まゆ さん

    おもしろかった。読みたい本が増えた。いつもおもしろい感想をかくお気に入りさんがおもしろそうに読んでて、図書館で開いてみたら長嶋有のインタビューが載っていたのが嬉しくて借りた。読まず嫌いしている作家(私にとっては石田衣良など)の本も読みたくなってしまうくらいにおもしろかったよ!

  • てふてふこ さん

    長嶋有・石田衣良さんとの対談で始まる。芸能人の話題よりもあまり表に出ない作家さんの方が興味があるので、このシリーズならではの話題が凄く面白い。石田さんの余裕っぷりに笑えた。その後の文学賞評論もお二人の鋭いツッコミに大笑い。ダッシュ芸の阿刀田高先生。ジュンちゃんとかジュンちゃんとか、バカの壁がいっぱい控えてる・・・堂々と表現出来るのは流石。勇気あるお二人を尊敬します。

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大森望

1961年生、京都大学文学部卒 翻訳家・書評家

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