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世界の田園回帰 11ヵ国の動向と日本の展望 シリーズ田園回帰

大森彌

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540161155
ISBN 10 : 4540161156
Format
Books
Release Date
March/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本では若い世代の農山村移住傾向がみられるなかで、首都圏の人口シェアは高まり続けている。一方、フランス、ドイツ、イタリア、英国などの先進国では1980年代から都市部への人口集中は緩和され、「逆都市化」の動きがみられる。オーストリア、スウェーデン、カナダ、米国、ロシア、キューバ、韓国を加えた11ヵ国の田園回帰と農村再生の動きをとらえ、日本の動向とつなぎ、新たな都市‐農村関係と文明のあり方を展望する。

目次 : 1 日本の田園回帰―総括と展望(田園回帰の意味するもの―共生の思想と地域の自治/ 日本における田園回帰―シリーズ各巻の位置づけ)/ 2 田園回帰をめぐる世界の動き(フランス編 小さなコミューンが地域自治と田園回帰に果たす大きな役割/ ドイツ編 「再都市化」のなかでの田園回帰/ イタリア編 農村における創造的暮らし―ひとと地域を育むアソシアシオン/ 英国編 田園回帰による田園らしさの喪失をいかに回避するか/ 諸国探訪編 この国のここに注目したい)/ 3 田園回帰の深化―文明論的視点から(長続きする文明のあり方と田園回帰)

【著者紹介】
大森彌 : 東京大学名誉教授。1940年、旧東京市生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。東京大学教養学部教授、学部長を経て、2000年東大停年退官後、千葉大学法経学部教授。2005年定年退職。専門は行政学・地方自治論。現在、地域活性化センター「全国地域リーダー養成塾」塾長、全国町村会「道州制と町村に関する研究会」座長などを務める

小田切徳美 : 明治大学農学部食料環境政策学科教授。1959年、神奈川県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科単位取得満期退学。博士(農学)。専門は農業経済学・農村地域政策論。農山村再生のあり方を、集落レベルから国政レベルまで幅広く研究

藤山浩 : 島根県中山間地域研究センター研究統括監、島根県立大学連携大学院教授。1959年、島根県生まれ。一橋大学経済学部卒業。広島大学大学院社会科学研究科博士課程後期修了。博士(マネジメント)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    大森彌名誉教授「田園回帰の意味するもの―共生の思想と地域の自治」で、個人的には、1998年2月に、湯布院で面接に応じていただいた記憶がある。私は当時26歳。君はまだ若いのだから、がんばれ、というのは、溝口薫平氏からの励ましの言葉であった。問題なのは、推計が描く未来の姿が気持ちを萎えさせてしまうことである(12頁)。自治体の消滅とは、法人格を有する地方公共団体がなくなることである(13頁)。田園回帰の動きは、都市住民が、都市で暮らす快適さ・便利さよりも、自然と共生しつつ、

  • ばんだねいっぺい

     この一文に尽きる。「小さいこと」を活かした地域における自己決定力・固有性重視・域内循環の実現が長い目で見た地域の持続可能性を高めている。小規模によるデメリットは、小さな者同士の横断的ネットワークの形成で克服する。強い者ではなく、共生する者が生き残る社会の構築。

  • takao

    ふむ

  • 川原 健太郎

    19-7/1

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