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ISBN 10 : 4394980046
Content Description
忘れえぬ人、大林宣彦の思い出。
妻が語る映画人生、そして別れ。
「今こそ、いろんな、
いろんな話がもっとしたかった」??山田洋次
映画を心から愛し、作り続けた大林宣彦監督が2020年に世を去って3年半。
監督の最愛の理解者で、プロデューサーとして62年ともに歩んだ妻が、その映画人生、多くの人に愛された素顔を語る。
監督との成城大学での出会い、恋、自主映画作りの日々、CMディレクターから映画へ。「転校生」「時をかける少女」などの尾道三部作を始め、3・11以降、作風が変わった戦争三部作「この空の花―長岡花火物語」「野のなななのか」「花筐/HANAGATAMI」や、遺作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」に込めた戦争反対への強い思い??。
盟友・山田洋次監督、大林映画最多出演の女優・入江若葉と大林恭子の対談2本収録。
小津安二郎、黒澤明、角川春樹、大森一樹監督らの映画好き必見の逸話も満載。
聞き手・朝日新聞編集委員 石飛徳樹。
「笑顔と、生きることと、明日を」は、亡くなる一ヶ月前、入院中の監督に何か持ってきて欲しいもの、あるかしらと聞いた時の監督の言葉です。その夜、私はひと晩中涙とまりませんでした。
(あとがきより)
【著者紹介】
大林恭子 : 1938年東京生まれ。映画プロデューサー。成城大学文芸学部英文学コース卒。58年、大学で大林宣彦と出会い、62年の間、公私ともに歩み映画作りを行う。76年、映画製作会社「PSC」設立。2003年、「なごり雪」の制作に対する功績と、半世紀にわたる映画活動に対して、第22回藤本賞特別賞受賞。「花筐/HANAGATAMI」公開の翌18年、第41回山路ふみ子映画功労賞、20年第75回毎日コンクール特別賞受賞
石飛徳樹 : 1960年大阪生まれ。朝日新聞編集委員。神戸大学法学部卒。84年、朝日新聞社に入社。校閲部、前橋支局などを経て、文化部で映画を担当している。2020〜22年、書評委員を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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keroppi
読了日:2024/03/19
ぐうぐう
読了日:2023/12/28
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