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ISBN 10 : 4845635410
Content Description
「全身映像作家」大林宣彦監督が、自身の全作品を語り尽くす!
デビュー作『HOUSE ハウス』から角川映画の尾道三部作、それ以前の「マンダム」CMや個人映画作品など最新作まで、すべての作品を網羅!
また、自ら作品の外輪を語る「インターミッション」、ゆかりの著名人による「私の好きな大林映画」も収録。
大林映画に心をとらわれた方々、またスタジオシステム崩壊後・70年代以降の日本映画を知るための重要資料!
【CONTENTS】
第1章 自主映画作家の商業映画への進出
大林宣彦、作品を語る:『HOUSE ハウス』『瞳の中の訪問者』『ふりむけば愛』
第2章 角川映画との出会い
大林宣彦、作品を語る:『金田一耕助の冒険』『ねらわれた学園』
第3章 尾道三部作の時代
大林宣彦、作品を語る:『転校生』『時をかける少女』『可愛い悪魔』『麗猫伝説』『恋人よ われに帰れ LOVER COMEBACK TO ME』『廃市』『少年ケニヤ』『天国にいちばん近い島』『さびしんぼう』『姉妹坂』『四月の魚 ポワソンダブリル』
第4章 戦争と死者とファンタジー
大林宣彦、作品を語る:『彼のオートバイ、彼女の島』『野ゆき山ゆき海べゆき』『日本殉情伝 おかしなふたり ものくるほしきひとびとの群』『漂流教室』『異人たちとの夏』『北京的西瓜』『私の心はパパのもの』『彼女が結婚しない理由』
第5章 新たなる演出技法の開拓
大林宣彦、作品を語る:『ふたり』『はるか、ノスタルジィ』『青春デンデケデケデケ』『水の旅人 侍KIDS』『女ざかり』『あした』『三毛猫ホームズの推理』『三毛猫ホームズの黄昏ホテル』
第6章 映画史の再検証
大林宣彦、作品を語る:『風の歌が聴きたい』『SADA〜戯作・阿部定の生涯』『マヌケ先生』『あの、夏の日 。〜とんでろ じいちゃん』『淀川長治物語・神戸篇 サイナラ』『告別』『なごり雪 あるいは、五十歳の悲歌』
第7章 回想〜個人映画、コマーシャルの時代
大林宣彦、作品を語る:『ポパイの宝島』『マヌケ先生』『キングコング』『青春・雲』『絵の中の少女』『だんだんこ』『眠りの記憶』『木曜日』『尾道』『中山道』『T氏の午後』『形見』『喰べた人』『Complexe』『EMOTION』『CONFESSION』『海の記憶=さびしんぼう・序』『てのひらの中で、乾杯!/=キリンビールのできるまで』
第8章 21世紀の新たな挑戦
大林宣彦、作品を語る:『理由』『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』『転校生〜さよなら あなた〜』『その日のまえに』
第9章 3・11と戦争の記憶
大林宣彦、作品を語る:『この空の花ー長岡花火物語』『野のなななのか』
第10章 40年目の集大成
大林宣彦、作品を語る:『花筐/HANAGATAMI』『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』
第11章 資料篇
完全フィルモグラフィ:演出作品/CM作品/出演リスト/作詞・作曲リスト/著作リスト
インターミッション
ピアノへの想い
ストップモーションの演出
大分植樹祭
その他の演出作、出演作など
大林家の血脈
私の好きな大林映画(掲載順)
内藤忠司/井口昇/今関あきよし/犬童一心/園子温/樋口尚文/窪塚俊介/手塚眞/三留まゆみ/高柳良一/宇多丸/谷口正晃/茂木健一郎/山戸結希/内藤誠/満島真之介/中川右介/行定勲/とり・みき/大森一樹/常盤貴子/桂千穂/椹木野衣/小中和哉/川本三郎/安藤紘平/小田桐昭/呉美保/森田直幸/原正人/森泉岳土/中森明夫/根岸吉太郎/秋吉久美子/山田洋次/山口剛 /大林千茱萸
【著者紹介】
大林宣彦 : 映画作家。1938年広島県尾道市生まれ。『喰べた人』(63)はベルギー国際実験映画祭で審査員特別賞を受賞。この頃からテレビコマーシャルの草創期に本格的に関わり始め、外国人スターを多数起用、その数は2000本を超える。1977年『HOUSE/ハウス』で商業映画にも進出。同年の『瞳の中の訪問者』と共に“ブルーリボン新人賞”を受賞。『異人たちとの夏』(88)で“毎日映画コンクール監督賞”、『北京的西瓜』(89)“山路ふみ子監督賞”、『ふたり』(91)“アメリカ・ファンタスティックサターン賞”、『青春デンデケデケデケ』(92)“平成4年度文化庁優秀映画作品賞”、『SADA』“ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞”、宮部みゆき原作『理由』(04)は“日本映画批評家大賞・監督賞”“藤本賞奨励賞”を受賞。東日本大震災を受けた『この空の花―長岡花火物語』(12)では“TAMA映画賞・最優秀作品賞”ほか多くの賞を受賞。『花筐/HANAGATAMI』では、“キネマ旬報監督賞”“毎日映画コンクール日本映画大賞”等多数受賞。2004年春の紫綬褒章受章、2009年秋の旭日小綬章受章。2019年文化功労者顕彰を受ける。2020年4月10日逝去。82歳没。死没日をもって従四位叙位、旭日中綬章追贈(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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光太郎
読了日:2022/10/27
中本陽介
読了日:2020/11/14
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