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悪税が日本を滅ぼす 元国税調査官が暴露する不公平税のからくり

大村大次郎

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101306919
ISBN 10 : 4101306915
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan

Product Description

貧乏人からむしりとれ! 狂った税制と税金の無駄遣いを鋭く暴露した過激な税の入門書。

かつて税金はお金持ちから多く取り、貧者に分配していた。しかし、今の税制は金持ちに有利な仕組みになっている。その究極の犯人とは……? 世の中には、とてつもない富裕層があらわれワーキング・プアが激増中。格差社会は広がるばかり。狂った税制と役人による様々な税金の無駄遣いを暴露し、元国税調査官の著者が警鐘を鳴らす、過激な税金入門書。『なぜ金持ちが増えたのか?』改題。

Content Description

かつて税金はお金持ちから多く取り、貧者に分配していた。しかし、今の税制は金持ちに有利な仕組みになっている。その究極の犯人とは…?世の中には、とてつもない富裕層があらわれワーキング・プアが激増中。格差社会は広がるばかり。狂った税制と役人による様々な税金の無駄遣いを暴露し、元国税調査官の著者が警鐘を鳴らす、過激な税金入門書。

目次 : 序章 税金は国の文化を表す/ 第1章 格差社会は税金が作った!/ 第2章 役人はなぜ税金を無駄遣いするのか/ 第3章 歪んだ税/ 第4章 政治の貧困/ 第5章 あなたの子供に税金は使われていない/ 第6章 格差を広げる消費税/ 第7章 税金がフリーターを増加させた/ 第8章 金持ち老人と貧乏老人/ 第9章 増税の前に民主党がすべきこと

【著者紹介】
大村大次郎 : ビジネスライター。1960(昭和35)年、大阪府生れ。調査官として国税局に10年間勤務、主に法人税を担当していた。国税局退職後、出版社勤務などを経て、2000(平成12)年から執筆活動を始める。ビジネス誌、サブカル誌、単行本など様々な媒体で活躍している。フジテレビのドラマ「マルサ!!」では監修を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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元国税庁の役人が書いた、税に絡む日本のシ...

投稿日:2013/05/03 (金)

元国税庁の役人が書いた、税に絡む日本のシステムについて書いた本「なぜ金持ちが増えたのか?」を改題したものである。主張の全てを受け入れることはできないが、いかに税が社会をコントロールするのに有効なツールであることが分かる。富裕層が増えた事と、ワーキングプアが激増した事には因果関係がある。一人億万長者を作るのに、100人の所得を100万円下げなければならない。だが多くの日本人は、六本木ヒルズに住む大金持ちは許せても、商店や農家の2代目・3代目の方は許せないのだ。(←象徴的な意味で!)蛇足ながら、タイトルは元のままの方が、良かったような気がする。

ヘンリーの牛 さん | 北海道 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    ○税金の観点から格差社会を論じています。すべてが正しいとは思いませんが、平易な言葉で書いているため、わかりやすく読みやすいです。小泉内閣のことも書いていますが、当時から常々何故マスコミは報道しないのか思っていたことなので、マスコミの情報操作も恐ろしいと感じます。国として金持ち及び税の使い道を決める者のみを優遇するイメージはよくわかりました。

  • Abdiel

    元国税調査官の著者が、大企業や金持ちを優遇し、中小企業や低所得者を圧迫する仕組みになっている現在の税制について指摘する。教育関係の話が興味深い内容だった。また、「余裕がないから子供を持てない」と言うあたり、きちんと少子化の原因を理解している人だと思う。

  • うたまる

    「高齢者以外に、税金や社会保険料で食わせてもらっている人たちが、働いている人の四人に一人もいる計算になるのだ。税金を食って生きている奴らがあまりにも多すぎる。だからまともに働いている人たちは、彼らの分まで働かなくてはならない。それが結局、働いても働いても、楽にならない、という人たちを作っているのだ」

  • hayatama

    主張は分からないでもないが少々軽い内容のような。あまり読みでがない分量。

  • まこと

    内容の正否は私には分かりませんが、とりあえず、暗澹たる思いにさせられる本。最終章はわざと建前を論じているのかと思ったけど。ページもそれほどないし、安いので、一読して損はないかと。

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