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信長の経営戦略 国盗りも天下統一もカネ次第

大村大次郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798059921
ISBN 10 : 4798059927
Format
Books
Release Date
September/2019
Japan

Content Description

なぜ信長だけが天下統一を目指せたのか?お金の流れで読む戦国時代の真実。

目次 : 第1章 信長の強さの秘密は軍事力ではなく「経済力」にある(桶狭間の勝因は“驚異的な機動力”だった/ 信長は早い段階から強力な常備軍を持っていた ほか)/ 第2章 信長の革新的な成長戦略は「城」を見ればわかる!(城を見ればわかる「信長の天下獲りコンセプト」/ 「信長の城」は行政と経済の中心でもあった ほか)/ 第3章 ほかの戦国大名は「天下統一」など目指さなかった(天下統一を目指した戦国大名という幻想/ 「今川義元は京都に旗を立てようとしていた」の誤解 ほか)/ 第4章 日本の「金融制度の基礎」をつくったのは信長だった(信長が日本の金融制度をつくった/ 戦国時代は金融制度が崩壊しかけていた ほか)/ 第5章 幻の「王政復古計画」が旧来のシステムに砕かれた!(信長が征夷大将軍にならなかった理由とは?/ 幕府は軽視し、朝廷の官位には執着した信長 ほか)

【著者紹介】
大村大次郎 : 元国税調査官。国税局に10年間、主に法人税担当調査官として勤務。退職後、ビジネス関連を中心としたフリーライターとなる。単行本執筆、雑誌寄稿、ラジオ出演等で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きみたけ

    とても面白かった😆著者は、元国税調査官で、現在ビジネス関連を中心としたフリーライターの大村大次郎氏。著者の経歴らしく、織田信長の生涯を「お金」「経済」の流れで読み解いていこうという趣旨の異色の歴史考察本。巷に溢れる歴史的な戦いや武将列伝をメインとする歴史本とは全く違う観点からのアプローチでとても興味津々でした。領地より港を優先して実利を得ること、既得利権を廃して競争市場を導入したこと、官職を蹴って金融改革に乗り出したことなど、「経済の覇王」としての信長が垣間見れます。

  • sayan

    実務家が自身の専門性とフィールドに引き付けて歴史を語る。大半は強引なロジックと解釈に食傷気味になるが、時に「お!」となる発見もある。本書を手に取った際は、まあ、そういう期待値であった。ところが、個人的には「お!」となる発見が多く刺激的だった。特に「天下統一」を目指し裏付けある行動をとったのは?と疑問を置き、各武将分析過程から見える(個人的には)新たな意味合いは非常に興味深かった。時代時代で目指す方向はあるけれど「人・もの・金・情報」の流れに影響する動きがその時代を作ることは変わらないな、と改めて認識した。

  • こも 旧柏バカ一代

    経済感覚が希薄な戦国時代と思ってたが、応仁の乱からして銭が原因だったとは、、世の中が不安定になり、利権も乱立して税を支払う民は困窮していき世の中は殺伐として来た。それを解決するように勢力圏を伸ばしたのが織田信長が率いいる織田家だった。織田信長は、寺院や土着の国人達から徴税権を統一し、経済が発展するように関をの徴税を撤廃。あれ?関が消費税みたいに見えたぞ?そうして税金を織田家以外が勝手に取られないように整理して統治していたが、価値観の合わなかった新参者の明智光秀に討たれてしまったらしい。あぁ、、残念。

  • ウラー

    信長領は税が軽かった。また従来一般的だった金納でなく物納を認めた。農民の不満は減り、領内の一揆が抑えられたため、常に軍隊を外縁部に配置することができ、急速な領地拡大を可能とした。/港を支配し、商人から税収を得ていた。その金で常備軍を組織した。常備軍だったからこそ、頻繁に居城を替えることができ、常に前線近くに根拠地を置くことができた。家臣が兵農分離できていない他の大名は、家臣の領地から離れたところに居城を替えることはできなかった。/戦国時代は天下取りレースではなかった。信長だけがその意志を持っていた。

  • neatANDtidy

    昔の比叡山の嫌われぶりが大胆に書かれていた。

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