なぜトヨタは税金を払っていなかったのか?

大村大次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784828418896
ISBN 10 : 482841889X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年06月
日本
追加情報
:
183p;19

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読書メーターレビュー

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  • りょうみや さん

    ズルく節税しているのはトヨタだけではないが、トヨタはリーディングカンパニーを地位を使って法を自分達に都合よく変えていること、トヨタが行ったことは他の大企業も追随することなどから厳しく批判している。庶民ほど苦しい消費税を推進し、非正規雇用を増やして賃金を抑え日本の格差を広げた元凶としている。著者は多くの歴史本も出し、その中でも格差が広がる国は必ず衰退してきたと度々述べている。歴史に詳しい著者の今回の主張も説得力がある。

  • バーベナ さん

    トヨタの象徴される上位1%の大企業。そこだけが得をする税のシステムが分かりやすく書かれている。物品税を廃止し、消費税導入で高額商品の税は引き下げられたことで何がおこったのか。結局、トヨタの新車を買える層が薄くなってしまったことは、販売台数の減少に現れている。豊かな層はますます富むけれど、その後はどうなるのだろう。

  • じんさん さん

    あまり期待せずに軽い気持ちで読み出したのに、おもしろくて気付いたらページを送る手が止まらず一晩で読んでしまった。 某巨大車メーカーと、その言いなりになった政治家の悪行(?)が一般の人にもわかる言葉で書いてあり、読めば誰が見てもこりゃグレーじゃなくて真っ黒だよねと言いたくなるし、政治家もきちんと選ばないといけないなという気持ちになる一冊でした。

  • らむし さん

    潰れて欲しい企業五位まで食いこんできたので読んでみた。脱税に関しては誰もがやる事なので国が悪いと思う。が、法人税のつけが、国民の税に絶対回ってきてる!と、思った。私もトヨタ系の企業に勤めていた事があったが、役員の演説を聴くと、こんな奴らの下で絶対働きたくねー!ってのしかいなかった。グループ会社から金を巻き上げるのは、従業員にとってはファッキンサノバビッチでした。トヨタ改善提案とかいう、大して役にたたない事業で金とるのやめてください。GIANTの方が素晴らしい生産ラインと噂になってますよ。オワコン企業

  • ショーン さん

    トヨタという企業は、日本の誇る企業であり、社員のことを気にして、素晴らしい経営をしていると思っていた。しかし、トヨタにより、消費税が導入がされたことや、派遣社員が増えたり、あまり世の中にとっては嬉しくないことばかりだと感じた。でも、それでもトヨタが給料を上げれば、他の企業もこぞって上げたりする明るい未来もあるのではないかと考えた。

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大村大次郎

大阪府出身。元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、フジテレビ「マルサ!!」の監修など幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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