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踊る自由

大崎清夏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865280302
ISBN 10 : 4865280308
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中原中也賞受賞詩人による待望の新詩集。

目次 : ふたりで(触って/ 両性の合意/ 遺棄現場 ほか)/ ひとりで(プラネタリウムを辞める/ 図書館の完成を待つ/ 一遍 ほか)/ 松浦佐用媛、舞い舞う(まね・ぶ―学ぶ/ まるはなばち―丸花蜂/ まつばら―松原 ほか)

【著者紹介】
大崎清夏 : 詩人。1982年神奈川県生まれ。詩集『指差すことができない』で第十九回中原中也賞受賞。舞台公演や映像作品など、コラボレーションの仕事も多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • けんとまん1007

    詩、短歌、俳句、川柳。表現の形はいろいろ。自分の感性にどう響く。あっ、こんな景色があるんだ・・・そうそう、あるんだよな。そう思えるのが、手に取り続ける思いになる。えっ、この言葉はと思いつつ、他の言葉で当てはめてみる。ストンと腑に落ちる。

  • umico

    「照明論」の残すイメージが好き。私もいつのまにか開いた本の上を行間から行間へと歩いてみたい。大崎さんは他の物語のなかでも「わるい天気なんてない」ということを何度も書かれていて、何度も何度も同じことを書くひと好きだなと思う。そのひとにとって大切なことなんだろうな、と伝わってくることが、好きだ。詩を書くことが自由であっていいように、読むことも自由であっていいのか…と思える。ひらひらとさらさらとたゆたうように読む。「松浦佐用媛、舞い舞う」はずっと読んでいたい。書き続けてくれる限り、永遠に読み続けられそうだ。

  • akarick777

    エッセイがとても好きだった大崎清夏さんの詩集。この視点、この表現、やっぱり好き。装丁もよくて、思わず撫でてしまう。大切にしたい。

  • 遠山

    最初の「触って」がいいな あと両性と渋谷とプラネタリウム たぶん他人に対する距離感に好感が持てるのかな 仲良くしたいとは思うけれど近づきたくない というか混ざっていっしょくたになるのは勘弁だし定型の関係はいやだ みたいな子供みたいな気持ちもあって大人にはなれないけれど世間的には大人で かといえ自分のことも他人のこともよくよく研究しようとは思えないから皮膜のすこし下のあたりの表面的過ぎはしないけれどねばっともしていない所を生きている だから「生きて、どこにもいない」ままだし Iさんもずっときれいなまま

  • こすに

    土着的なのかSFなのか、今なのか過去なのか未来なのか、いずれにせよ人間が一人二人と存在してる詩の群れ?わたしとあなた、だれかとだれかがいて、その間に結ばれることがらには言葉があったりなかったり、身体があったりなかったり、触れたり触れなかったり、踊ったり踊らなかったりする。選択ができる中で、きっと私も踊ることを選ぶと思う。 一つ目の詩「触って」に打ちのめされて買って読みました。いろいろだ。

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