公安は誰をマークしているか 新潮新書

大島真生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106104336
ISBN 10 : 4106104334
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,223p

内容詳細

盗撮、盗聴、徹底監視。決して公にしない捜査手法で、公安警察は誰を追っているのか。潜在右翼の増殖、シー・シェパードの横暴…。公安最強の組織・警視庁公安部の事件簿から、その実態と実力を描き出す。

【著者紹介】
大島真生 : 1968(昭和43)年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。産経新聞社に入社、東京本社社会部で2003年〜06年警視庁公安部・警備部担当を務める。宮内庁、司法、調査報道班の各キャップ等を経て大阪本社社会部次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiko さん

    昨今のエンタメ界なにかと悪者にされがちな公安。でもその内情って…ってことで読んでみた。成り立ちから各課の仕事分担、代表的な事件までしっかり書かれている。入門としてとても分かりやすい。テロリストなど対象に気づかれないよう捜査全てが秘密裡なため、市民の印象が悪くなるのは最早必然か。ただ私達も喉元過ぎれば簡単に忘れてしまうのだ。ふざけた選挙活動をしていたオウム真理教の数年後を誰が予見できただろう。継続的な調査があってこそ分かることもきっとある。公安に関心を持ちチェックすることが大事との著者の言葉に大きく頷いた。

  • ntahima さん

    最近、警察小説をよく読むのだが、公安の組織が今ひとつよくわからず本書を購入する。非常に読みやすいが新書で二百頁余りなので深い内容は端から期待できない。但し『公安警察の入門書』としてならお勧め。一方、監視される側の組織については、立花隆氏の『共産党の研究』、『中核VS革マル』がお勧め。30年以上前に書かれたものなので情報の古さは否めないが、著者が気鋭のノンフィクション作家として一番脂が乗っていた時代の作。さて、本書に戻るが大満足とは言えないまでも、資料価値はあるので読書の友として手元の本棚に突っ込んでおく。

  • mitei さん

    公安は色々な人をマークしているし、近年ではテロ対策が重要視されているのがよくわかった。しかし日本の過激派が迫撃砲をサミットの会場に打ち込んだ事件とか初めて聞く事件が多く驚いた。

  • おいしゃん さん

    ベールに包まれた公安の、組織体制や調査対象がよくわかる良書。過激派、共産党、革マル、右翼、ロシアスパイ、アルカイダ、北朝鮮工作員と、その対象はとにかく幅広い…。

  • hatayan さん

    著者は警察担当を務めた新聞記者。 オウム事件、産業スパイ事件、北朝鮮の拉致事件など有名な事案を引いて公安の部署ごとの役割と動きを解説。 北朝鮮のサイバー攻撃の技術が先進国と遜色ないこと。 軍事転用が可能な技術は企業の利潤追求の姿勢を前に驚くほど国外に漏れやすいこと。 「9.11」の首謀者であったアルカイダが日本を狙っていた情報は、米国が日本を煽ったに過ぎない可能性があること。 かつての監視対象だった共産党や過激派が全盛期に比べると穏便になり、新たな活躍の場を公安が求めているとする不気味な指摘も。

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